昨年、創業80周年を迎えた株式会社八芳園(以下、八芳園)が初のアルムナイ交流会を開催しました。オンラインにて開催された交流会は、再会を待ち望んでいたアルムナイ数名とアルムナイ運営事務局が参加しました。その様子をレポートします。
>>アルムナイネットワーク導入背景はこちら
“生涯式場”の八芳園がアルムナイネットワークで目指す、退職者との関係性「会社を離れても、生涯にわたって関わりを持ち続けたい」
※過去、八芳園に在籍していた方専用のネットワークです
退職しても持ち続けている八芳園への想い
開始時間になるとアルムナイが続々と参加。在籍時につながりのあったメンバーも多く、八芳園らしいアットホームな雰囲気で交流会が始まりました。
まずは順に自己紹介していくことに。トップバッターを務めるアルムナイ事務局の川﨑さんからは自己紹介と共に八芳園がアルムナイネットワークに取り組む背景についても話しがあり、アルムナイは熱心に耳を傾けていました。
「八芳園は総合プロデュース企業としてウェディング事業以外の新規事業にも取り組んでいます。その中で、外で活躍するアルムナイのみなさんの意見を聞いてみたいと思うことが増えました。」
「お客様にも生涯寄り添っていくように一度入社してくれた社員に一生寄り添う企業でありたい。たとえ退職してもアルムナイとしてつながり続けていきたいです。」
アルムナイ事務局 川﨑さん
続いて、アルムナイからの自己紹介では、八芳園時代の思い出や現在の仕事内容などをそれぞれ思い思いに話しました。退職してもなお、八芳園に対するポジティブな想いを持っていることが参加したアルムナイの声から伝わってきました。
「八芳園で培った知見を活かして、現在は地元新潟でウェディングプランナーをやっています。東京に行くときには、必ず八芳園の社員やアルムナイに声をかけて食事に行きますね。」
「退職して別の業界で仕事をしていますが、幸せな瞬間を作る八芳園の仕事の楽しさを未だに思い出すことがあります。」
参加したアルムナイ
参加したアルムナイの中には、八芳園近くでバーをオープンされた方も。なんでも、バーの立地は八芳園が関係しているとのこと。
私は八芳園が大好きで目黒駅近辺でバーをオープンしました。八芳園の社員が仕事終わりにふらっと立ち寄ったり、八芳園アルムナイが交流できるような場所にしたいです。
参加したアルムナイ
また、退職後に八芳園が“取引先”になったというアルムナイからこんな気になるお話も。
現在は農業に取り組んでいて、私が作ったハーブは八芳園でも使われています。先日新規就農者を取り上げるテレビ番組の取材を受けた際にも、八芳園に協力してもらいました。
参加したアルムナイ
八芳園との関わり方はさまざまであれど、アルムナイと八芳園が今でも良い関係性を築いていることが伝わりました。
アルムナイも気になる八芳園の変化
お互いについての理解が深まったところで、川﨑さんから現在の八芳園について話がありました。八芳園は昨年10月に新たに3法人立ち上げるなど、従前から主軸としていたウェディング事業だけでなく、総合プロデュース企業として事業拡大に取り組んでいます。
>>〈八芳園が新たに3法人を設立〉各事業の役割を明確化し、10月1日(日)よりさらなる事業拡大を推進
新しく福岡・天神に設立される披露宴会場の3Dイメージや2020年に設立した八芳園のイベントスペース「MuSuBu」の活動事例など、多様化している八芳園の取り組みに参加したアルムナイは興味津々な様子でした。アルムナイ事務局の川﨑さんは「現在の八芳園」をアルムナイに伝えたかったと言います。
八芳園がさまざまな新規事業に取り組むなかで、アルムナイのみなさんとコラボレーションできることがたくさんあると思っています。八芳園としてもただのビジネス協業ではなく、ホスピタリティを持つ八芳園アルムナイと協業できることに大きな価値を感じています。そのため、アルムナイのみなさんも良い意味で八芳園とのつながりを上手く活用してお互いにとって価値のあるコラボレーションができれば嬉しいです。
アルムナイ事務局 川﨑さん
八芳園らしいおもてなし
穏やかな雰囲気で交流が進み、あっという間に会は終了時間になりました。交流会の参加者には八芳園が手がけるギフトブランドkiki-季季-のチョコレートがプレゼントされるという八芳園らしいおもてなしにアルムナイも喜んでいました。
そうして、初の開催となった八芳園のアルムナイ交流会は幕を閉じました。八芳園アルムナイ事務局のみなさんはアルムナイが再会できる場をこれからも積極的に作っていきたいと言います。今回の交流会は八芳園らしくホスピタリティ溢れるアルムナイネットワークを築く第一歩になったのではないでしょうか。
※過去、八芳園に在籍していた方専用のネットワークです