アルムナイサポーター感謝祭レポート 〜11名のサポーターが集まり生まれる新たなつながり〜

2023年11月29日、2回目となるアルムナイサポーター感謝祭がハッカズークのオフィスで開催されました。

「アルムナイサポーター(以下サポーター)」とは、アルムナイ(退職者)専門サービス「Official-Alumni.com」を提供するハッカズークが行っている取り組みの一つ。アルムナイネットワークの活性化に関心のある方にサポーターに就任頂き、アルムナイ同士のコミュニケーションのきっかけ作りをしたり、交流会やイベントの運営サポートをしています。活動を通じて出会いやつながりが生まれた、という声も多く、2023年12月末現在でサポーターは50名を超え、広がりを見せています。

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当日聞こえてきたのは、今後のサポーター活動に繋がる前向きな声でした。

アルムナイサポーター感謝祭とは

サポーターの日ごろの活動に感謝し、またサポーター同士の新たなつながりを作ることを目的に、年に1度、各企業のサポーターが集まり、交流する場です。

2回目の開催となった今回は、ハッカズークが新設したアルムナイ交流スペースで実施しました。

今回の感謝祭には、それぞれ異なる企業のアルムナイネットワークに所属する11名のサポーターが参加しました。

「アルムナイネットワークの価値」を共通項に意見交換

初対面でも積極的に情報交換を行うサポーター

感謝祭の参加者は、ほとんどの方が初対面。しかし、「サポーター」という共通項から積極的に会話をしていたのが印象的でした。自身がどの企業のアルムナイサポーターか、自身が所属しているネットワークはどんな状況かなどを意見交換しており、全員が違う会社だからこそ、それぞれの取り組みが新鮮だったようです。

会話の中で出てくるのは「アルムナイネットワークの価値」

多様なキャリアのサポーターが集まった中で、印象的だったのはそれぞれが所属するアルムナイネットワークのおもしろさを熱心に話していたこと。

「在籍中は知らなかったけど、アルムナイネットワークを通じて知り合う人がいて、つながりができていくのはうれしい」

「辞めたら意外とフラットに話せるというところがあるのも、おもしろさの一つですね。私自身、アルムナイ同士つながれたことで実際に一緒に仕事をすることになりました」

「所属企業はアルムナイも利用できる社員食堂があり、現役社員・アルムナイ垣根なく交流できる場があることで今後の活動も楽しみにしています」

「新聞に所属企業がアルムナイネットワークを開始したと載っていたのを見て参加しました。オフラインイベントにも参加しましたが、いろんな世代のアルムナイと交流できて、同期にも会えて楽しかったです」

共通して、繋がりがあることでビジネスやプライベートでの交流が生まれることに価値を感じていることが伝わりました。

2名のサポーターの活動を深堀り:何気ないコミュニケーションが大事

感謝祭の中では2名のサポーターが自身の活動を紹介しました。住友商事株式会社アルムナイの斎藤亮太さん、株式会社臨海アルムナイの河越影吾さんが登壇し、サポーターに立候補したきっかけや、取り組みの実績について語りました。聞いていたみなさんは、自身のアルムナイネットワークに活かせるヒントを得ようと、熱心に耳を傾けていました。

写真左:臨海アルムナイ 河越さん
写真右:住友商事アルムナイ 齋藤さん

私は臨海からベンチャー企業に転職しました。ちょうどそのタイミングでアルムナイネットワークを導入するという話があり、「臨海を応援したい!」という気持ちでサポーターに立候補しました。また、当時コミュニティマネジメントに関心があったことも理由の1つです。新しくジョインされた方は自分が歓迎されているか不安に思うことも多いと思い、積極的に声をかけたり、スタンプを押したりしています。

最近の大きな動きとしては、「教育について語る」をテーマに初のオフラインイベントを主催したことです。在籍時は接点がなかった人ばかりですが、臨海は学習塾を運営する企業で教育に関心がある人が多かったので、すごく盛り上がりました。イベントの様子を投稿した際も反応が良かったですね。

臨海アルムナイ 河越さん

私はアルムナイネットワークの理念に共感して、ネットワークの活発化のために自分も何かお手伝いができればと思いサポーターになりました。当初は真面目な雰囲気のトークルームが多く、自分もそうだったのですが、ちゃんとした投稿じゃなきゃダメかな、と躊躇する方も多いと感じました。そこで、事務局にコンタクトし気軽に書き込める雑談ルームを作ってもらうことで、「同期と飲みました」「イベントを開催しました」といったカジュアルな投稿が増えていき、良かったなと思っています。

また、在籍時には面識のなかったアルムナイともつながることができたのは大きな収穫でした。今後ビジネスへ発展していくことを期待しています。

住友商事アルムナイ 齋藤さん

河越さんの記事はこちら https://alumnavi.com/supporter/

齋藤さんの記事はこちら https://alumnavi.com/supporter-2/

2023年の活動からサポーター3名を表彰!

感謝祭の目玉として、2023年にサポーターが行った活動のうち、優れた活動をしたサポーターを表彰しました。今回は3部門から各1名ずつ選定。2023年1月以降にサポーターに就任され、目覚ましい活動をされた方に贈る新人賞、2023年1月以降、投稿数/イイね数が最も多かった方に贈るアクティブサポーター賞、アルムナイ発で先進的な取り組みをされた方に贈るイノベーション賞です。

画面左 :ニトリアルムナイ 上出さん
画面中央:三井住友海上火災保険アルムナイ 北河さん
画面右 :電通アルムナイ 大門さん

新人賞:ニトリアルムナイ 上出さん

ニトリで3年間、採用責任者を務めていた経験もある上出さん。現在も大手電機メーカーの人事部で活躍しています。上出さんは自身と同じく、ニトリアルムナイの中にも人事に関連する企業に転職した人や、転職先で採用担当として活躍する人が多いと知り、人事・採用に関わる仕事に取り組むアルムナイ同士の交流会を企画・実施しました。オンラインよりも対面の方がざっくばらんに話しやすいと考え、レンタルスペースを借りてオフラインで開催。当日は十数名のアルムナイが集まってくれたそう。

アットホームな雰囲気で開催できて、参加者からも非常に好評でした。ニトリアルムナイは東京だけじゃなく、大阪にもたくさんいるので、関西での開催も検討しています。

ニトリアルムナイ 上出さん

アクティブサポーター賞:三井住友海上火災保険アルムナイ 北河さん

「まずは発信することを心がけている」という北河さん。この1年間でコメントの投稿数は22件、スタンプ数は209件にのぼります。北河さんは主に自身が関連するセミナーやイベントの案内を投稿していると言います。若い世代の人たちがそれを見て反応し、積極的に参加してくれるのだそう。そして「勉強になった」「刺激をもらった」というフィードバックもくれると言います。

アルムナイは過去の立場に関係なく、今の自分の事業について話すので、ビジネスパートナーとしてフラットにつながることができるのだと思います。私自身、若い人と交流することで刺激をもらえますし、会社の垣根を超えたつながりが持てるのは、すごくいいなと思っています。

三井住友海上火災保険アルムナイ 北河さん

イノベーション賞:電通アルムナイ 大門さん

「まずは皆さんが関心のあるテーマから交流を始めたかった」という大門さん。そこで始まったのが「電通クロッシング」という活動です。これは電通アルムナイが参加するイベントで、毎回異なるテーマでアルムナイが座談会をしており、既に7回開催されているそう。

継続できる形にすることで多くの出会いが生まれていると語りました。

在籍時に知り合う機会がないまま、会社を離れていった人がいっぱいいます。せっかく同じ釜の飯を食った仲間ですから、アルムナイネットワークを通じて退職した後も「初めまして」という形で知り合いができる取り組みをしたいと思っていました。僕自身、個人事業主として活動していますが、本当に人脈が命。『電通クロッシング』を機に作れたつながりは宝です。

電通アルムナイ 大門さん

感謝祭参加者の9割が「とても満足」と回答し、新たなコラボも発生

積極的に名刺交換や情報交換が行われ、終始活発な雰囲気に包まれていた感謝祭。満足度に関するアンケートでは、参加者の9割が「とても満足」と回答しました。そのほかにも「オフ会の実施など、それぞれのアルムナイネットワークの活動事例が知れて参考になりました」「リアルにサポーターの方とお会いできたことが収穫でした」 
などの声が寄せられました。

また、サポーター同士が繋がることで新たなコラボレーションも生まれました。

お互いの関心分野が近いサポーターが意気投合し、現在サポーター主催の企業横断の交流イベントの企画が進んでいます。

サポーター同士の交流によって新たなつながりができることはもちろん、アルムナイネットワークの多様な価値を感じられる時間でした。

>>アルムナイサポーターの応募はこちらから

※応募には以下の条件が必要です。
・Official-Alumni.comのユーザであること
・所属企業のアルムナイネットワークの活性化に関心があること