
東北電力グループは2024年10月16日にアルムナイネットワーク立ち上げ後、初めてとなるアルムナイ交流会を実施しました。
仙台と東京の2会場で同時に開催された交流会ではどのようなつながりが生まれたのでしょうか。当日の様子をレポートします。
※こちらは過去、東北電力および東北電力ネットワークに在籍していた方専用のネットワークです。
「東北・新潟地域に貢献する」ためのアルムナイネットワーク
東北電力グループは、2030年代のありたい姿として「東北発の新たな時代のスマート社会の実現に貢献し、社会の持続的発展とともに成⻑する企業グループ」を掲げています。今までにない価値提供をするためには、既存事業とは異なる考え方・アプローチが必要になると考え、東北電力を離れて多様な知見を獲得したアルムナイを「東北・新潟地域へ多様な価値を創造するパートナー」と位置づけ、関係構築に取り組み始めました。
また、同社はアルムナイを人財部の取り組みに留めず、社内の有志メンバーによって運営されていたアルムナイコミュニティと共に東北電力アルムナイの価値づくりについてディスカッションしたり、現役社員を巻き込んでアルムナイとの事業づくりの可能性を模索したりと、垣根を越えて多様なステークホルダーと共に新たな価値づくりに取り組んでいます。
そのようなコンセプトや取り組みが評価されて、ジャパン・アルムナイ・アワード2024では、志のデザイン部門最優秀賞を受賞するなど、他社からも多くの注目を集めています。
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地域を超えて繋がり合う東北電力アルムナイ
東北電力アルムナイが作ったクラフトビールで乾杯
本店と東京の2会場はオンラインで接続され、リアルタイムにお互いの様子が見えるようになっています。開始前からカメラ越しに旧友との再会を喜び、挨拶するなど交流が生まれていました。

それぞれの会場で人数が集まったところで、東北電力株式会社ビジネスサポート本部人財部(人事)課長の千馬 英俊さんからアルムナイの方々へメッセージがありました。
本日はお集まりいただき本当にありがとうございます。東北電力を退職しても東北電力や東北に想いを持ってこのようにお集まりいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。今日は初めての交流会ですのでぜひお楽しみください。
東北電力株式会社ビジネスサポート本部人財部(人事)課長 千馬 英俊さん
続いて、仙台会場に参加された東北電力アルムナイの本間誠さんから乾杯の挨拶が行われました。本間さんは東北電力を退職後、福島県田村市都路町でクラフトビールの醸造・販売を行う株式会社ホップジャパンを起業されました。国内で使われるホップの9割は海外から輸入されている中、ホップの栽培からこだわって作られたホップジャパン社のクラフトビールは両会場に提供され、本間さんの作るクラフトビールを片手に交流会が始まりました。

多方面で活躍する東北電力アルムナイ
仙台会場は本店ビルでの開催ということもあり、会場を懐かしむ声も多数ありました。また、多くの参加者が初対面だったにも関わらず、現在の仕事からプライベートな話までざっくばらんに話されている様子が印象的でした。
また、アルムナイの青山さんは仙台市内でバーを経営されており、盛り上がったアルムナイの皆さんはそのまま二次会として青山さんのバーに訪れたそうです。交流会をきっかけに、アルムナイ同士の新たなつながりが生まれていました。

東京会場では自己紹介から交流が始まりました。近い業界や業務に従事しているアルムナイも多く、お互いのキャリアに興味津々な様子でした。また、東京会場には東北電力事業創出部門の担当者も参加しており、東北電力が直近取り組む新規事業についてアルムナイから質問が上がるなど、今の東北電力についての話題でも盛り上がりました。

あっという間に時間が過ぎ、閉会の時間となり、参加したアルムナイの皆さんにお土産として小川珈琲社のドリップコーヒーが贈られました。会場からは「佐藤さんのコーヒーですか?」「飲んでみたいと思っていました!」という声が聞こえてきました。
実は、京都に本店を構える小川珈琲社では、東北電力アルムナイの佐藤一気さんがバリスタとして活躍しています。交流会には参加できなかった佐藤さんに公式店でしか購入できないイチオシ商品を選んでいただき、参加したアルムナイへプレゼントしました。
佐藤さんは東北電力アルムナイネットワーク内のインタビュー企画で現在のバリスタとしてのキャリアについて取り上げられていたため、多くのアルムナイが佐藤さんの現在の活躍についてご存知だったとのことです。
後日、アルムナイから珈琲を飲んでみた感想がアルムナイ専用の交流アプリ内で投稿されるなど、日本各地で活躍する東北電力アルムナイの交流のきっかけとなるイベントとなりました。

事務局からのメッセージ
最後に初めてのアルムナイ交流会を開催した東北電力アルムナイ事務局に感想をいただきました。
東北電力アルムナイ事務局
今回の交流会を通じて、東北電力アルムナイの皆さんが当社や東北・新潟地域に対して強い想いを持っていただいていることを再確認できました。
また、当社のアルムナイは居住区や在籍している業界の幅が広いことが特徴だと感じました。今後は地域にフォーカスして、地域住民に対して価値提供するような取り組みを実施していきたいです。そのために社内でももっとアルムナイの取り組みを周知して、現役社員も巻き込んでいきたいと思います。
退職しても東北・新潟地域に想いを持つアルムナイと共に、地域に対して価値を提供する。アルムナイネットワークの新しい可能性を感じさせるアルムナイ交流会でした。東北電力アルムナイネットワークのこれからの取り組みに注目です。
※こちらは過去、東北電力および東北電力ネットワークに在籍していた方専用のネットワークです。