2024年11月27日、IHIアルムナイの交流会が行われました。ビジネスマッチングを意識して、社内副業に挑戦中の現役社員も招いた本会。
仕事に熱い、IHIらしいイベントのレポートをお届けします。

※こちらは過去に株式会社IHIに在籍していた方専用のネットワークです
IHIには「資源・エネルギー・環境」「社会基盤」「産業システム・汎用機械」「航空・宇宙・防衛」の4つの事業領域があります。交流会の場で初めて出会う方同士の自己紹介にはIHIでの担当業務が欠かせません。
「●●部門でXXを担当しています/担当していました」
と挨拶を交わし、双方の専門分野を伝えあうと、そこからは初対面であることを忘れるほど、専門領域の話で盛り上がります。
通常初対面同士ですと、序盤は現在の仕事内容の情報交換や共通の知人の確認、終盤でビジネスの具体的な話題の比率が高まってくることが多いのですが、
本交流会では、開会前にすでにビジネスど真ん中のやり取りが各所で交わされていたのが印象的です。
一人一人がプロフェッショナル
乾杯で益々交流に勢いを増した皆さん。立食形式の会場では、2~3名のグループが至る所で自然に出来上がり、じっくり話し込んでいました。
話題は、今取り組んでいる技術・サービスの話や、業界を取り巻く法改正、グローバルエリアの動向、人事制度など多岐にわたります。ここで紹介出来ないのが惜しい限りですが、一つ一つの会話が「これだけでセミナーができるのでないか」というほどの情報量で、「現役社員として/アルムナイとして」という分け隔てなく、あくまでも一人のプロフェッショナルとして皆さん同士交流しているのだと感じさせられました。
大盛り上がりのピッチイベント

懇親が一段落した後は、ピッチイベントです。
現役社員からは、「社内副業」という制度で手をあげた方から3名と中途採用担当者の計4名が登壇、アルムナイからは3名が登壇しました。
どのプレゼンテーションにも参加者からまんべんなく質問が寄せられる様子が印象的でした。
現役副業チームからは、アイディエーション促進酒場の「つくろう酒場」、再生資源を用いた「木製サーフボード」、実際にアユの遡上を確認するまでに至った「里山保存PJ」についてプレゼンテーションを行いました。
アルムナイからは「IHIがここでビジネスをすべき」という熱い意見表明や、CO2排出量管理ツールの紹介、起業したメンバーによる自動運転フォークリフトの紹介がありました。
そしてふたたび懇親へ

ピッチで事業・専門の内容がさらに分かったためか、その後の交流はさらに熱気を帯びていきます。
中締めに移りたい司会者がいつそれを切り出すかためらってしまうほどの、まさに「宴もたけなわ」な状態です。
中締めでは、代表アルムナイから
「黒船に対抗すべく幕府が作った石川播磨。激動の現代で海外に後れを取るわけにいかない」
と熱い言葉が出てきます。一人一人のプロフェッショナルたちがビジネスについて熱い想いを持って語らい合う、終始密度の濃い交流会でした。
※編集後記
皆さんの会話の内容は、専門性も熱量も非常に高かったのですが、それと同じくらい印象的だったのが、料理やお皿の入れ替え時に、
「ありがとうございます」
と会話を止めてサービススタッフにお礼を伝える方の多さでした。
周囲に目配りが出来て、さらにその周囲の皆さんに対して敬意をもって接することのできる方々の集まりだからこそ、専門が違えど会話が盛り上がるのかもしれません。
※こちらは過去に株式会社IHIに在籍していた方専用のネットワークです