2024年9月7日、イオンモール株式会社(以下、イオンモール)が初のアルムナイ交流会を開催しました。イオンモールは同年1月に、新しい事業の共創と再入社希望者の窓口を目的にアルムナイネットワークを設立(参考:「イオンモールがアルムナイネットワークを設立。「つなぐ」を広げ、地域共創に挑む」)。現在は80人以上のアルムナイがネットワークに参加しているほか、再入社の実績も生まれています。
今回の交流会は2023年秋にオープンしたばかりのJIYUGAOKA de aone内のレストランで行われ、アルムナイ6人と現役社員5人が集まりました。退職前と変わらないアットホームな雰囲気の中、イオンモールへの前向きな意見が寄せられたイベントとなりました。
イオンモールの最近の取り組みを紹介
「久しぶり!」「よろしくお願いします」と、あいさつしながら会場に集まってきたアルムナイのみなさん。交流会が始まる前から会場は和やかな雰囲気に包まれました。今回参加したアルムナイのみなさんは入社時期や在籍年数もバラバラで、初対面同士というアルムナイもいましたが、在籍時の所属や現在の仕事について紹介し合い親睦を深めていました。
15時過ぎ、いよいよ交流会がスタート。まずは専務取締役の藤木光広さんのあいさつで乾杯しました。食事と会話を楽しみ会場があたたまってきた頃、イオンモールの営業統括部長 東雅史さんが最近のイオンモールの取り組みを紹介しました。
近年、注目されているのがイオンモールの「ウォーキングアプリ」。施設内に歩行距離や消費カロリーが分かるサインを設置したり、アプリで目標を達成した人に「くじ」やポイントを付与したりしています。2017年度から始めた「ハピネスモール」活動の取り組みで、2024年夏にSNSで再評価され大きな話題に。今年は連日猛暑が続いていることからも関心が持たれています。
東さんは「イオンモールは『お客さま』をベースにさまざまな取り組みを行っています。今後はもっとPRに力を入れていきたい」と展望を語りました。また「アルムナイとは何か一緒にやりたい、連携したいと考えています」と述べ、今後のアルムナイとの取り組みに期待を寄せました。
アルムナイからの前向きな意見
続いて、アルムナイからも近況報告と自己紹介が行われました。
今回参加したアルムナイが活躍している領域はさまざま。マーケティング・PRの分野に携わっている方もいれば、イベントの企画・広報としてイオンモールがクライアントになったという方、公務員として地域の発展に携わる方……みなさんそれぞれ、イオンモールでの経験を活かして活躍しています。
アルムナイが外から見たイオンモールの特徴として、印象的だったのは「お客さまがベース」と考える企業であるということ。「転職してみると、お客さまに対する考え方がまるっきり違った」「軸がブレない会社は、どこにでもあるわけではない」と語るアルムナイが印象的でした。現役社員の方もこうしたアルムナイの言葉に熱心に耳を傾けていました。
また、アルムナイネットワークが始まる前から、イオンモールが「つながり」を大切にしてきたことが伝わるエピソードも。「今日はお世話になった上司に会えると聞いて参加した」というアルムナイは、退職時「(上司の)耳に情報が入ってくるぐらい活躍してほしい」と最高のエールとともに送り出してくれたという思い出を語りました。この話を聞いた上司の方も「今、いろんなメディアにも出てるよね」とアルムナイの活躍を喜んでいるようでした。
交流会の最後には、じゃんけん大会を実施。勝った順に藤木さんからアルムナイへプレゼントが贈られました。
参加者の声
イベント後のアンケートでは、アルムナイから多くのコメントが寄せられました。
「イオンモールを卒業して、また新しい世界で頑張られている方々とお話しすることができ、大変刺激になりました。また、藤木専務、東統括部長も参加される中、イオンモールとしての展望などをお伺いし、非常に刺激的で大変学びになりました。次回またお伺いいたします」
「アルムナイの方々のイオンモール退職後のキャリアや現在のイオンモールについて知ることができて貴重な機会でした」
第1回アルムナイ交流会では、イオンモールへの前向きな意見が寄せられたほか、新たなつながりが生まれました。イオンモールが目指す「つながり」は確実に広がり始めたのではないでしょうか。今後どんな取り組みが生まれるのか、引き続き注目です。