味の素社が初となるアルムナイコミュニティ交流会を開催!味の素愛で世代を超えてつながり合う世界

味の素株式会社(以下、味の素社)のアルムナイコミュニティは、立ち上げ1周年を記念し、2025年3月10日(月)に、初のアルムナイ交流会を開催しました。

味の素アルムナイコミュニティは、アルムナイと味の素社が「ひとつの志でつながり合う世界」を目指し、2024年1月に設立され、登録者数は約500名です。

今回の交流会には、43名のアルムナイと事務局メンバーをはじめとする現役社員が参加しています。最年少のアルムナイは28歳、最年長は77歳と幅広い年齢層のメンバーが集まりました。

この記事では、最初から最後まで大いに盛り上がったアルムナイ交流会の様子をお伝えします。

※こちらは過去、味の素に在籍していた方専用のネットワークです

開会前から感じられるアルムナイの期待感。仲間との再会や新しい出会いを楽しむ

交流会の会場は、シュマッツ・ビア・ホール 日比谷グルメゾン。現在シュマッツで活躍するアルムナイとのつながりから、会場が決まりました。

開場直後から続々とアルムナイが来場。ビールなどドリンクを片手に、「お~○○さん!久しぶりです」「今何してるの?」と笑顔であいさつを交わす様子が、会場のあちらこちらで見られます。

初対面の人にも積極的に「初めまして!」と声をかけるアルムナイが多く、すっかり打ち解けた雰囲気です。久しぶりに、味の素社の仲間と会えるのを心待ちにしていたのが伝わります。

開始時刻になり、ダイバーシティ・人財担当 執行役である栢原紫野さんの挨拶で乾杯です。

「皆さんこんばんは!第1回アルムナイ交流会にお越しいただきありがとうございます。たくさんの方々にご参加いただき、嬉しい気持ちがあふれています。栄えある第1回アルムナイ懇親会に集まった仲間に乾杯!」

今回の交流会は、飲み放題&ビュッフェ形式。クラフトビール「シュマッツ ヴァイツェン」と味の素社の製品「休日だし。®」を使用したコラボレーションメニューも振る舞われました。

食べ物や飲み物を片手に自由に移動しながら会話を楽しむアルムナイたち。記念写真を撮ったり、互いに近況報告したりする姿も見られ、幅広い年代のアルムナイが和気あいあいと交流する様子が印象的でした。

アルムナイの新たなチャレンジに熱いエール!フリースピーチ

懇親会の途中では、アルムナイによるフリースピーチを実施。13人のアルムナイが1人3分ほどで、自己紹介・味の素社を退職して気付いたこと・その他フリーの3項目について自由に発表しました。

「味の素は人を大切にして投資をする会社。退職後に、その素晴らしさを実感しています」

「味の素時代に社会人としての基礎を身につけられたことが、今も役立っています」

「独立してから取引先に『味の素出身です』とお伝えすると、信頼していただけることが多く、すごく助けられています」

「退職するときに『いつでも戻ってきてね』『困ったことがあったら何でも声をかけて』など温かい言葉をたくさんもらいました。味の素の卒業生で良かったです!」

アルムナイが発表する度に、「○○さん、お世話になりました!」「○○部で一緒だったよね」といったコメントや拍手があがり、会場があたたかい雰囲気に包まれます。

味の素アルムナイたちは、食品関連はもちろんさまざまなジャンルで活躍しています。起業している人も多いのが印象的でした。

「起業した時からの夢は、味の素と一緒に仕事をすることです。まだまだ未熟な部分もありますが、ご縁があればぜひご一緒できればと思います!」

「味の素では研究所で仕事をしていました。退職後は、パティシエの専門学校に行き、修業期間を経て自分のお店をオープンしました。そのかたわら、科学的な説明を交えたお菓子づくり教室など科学とお菓子を結びつけた活動もしています」

「在職中は研究開発をしていました。AI関連の事業を立ち上げて3期目です。あとは友人とモンゴルに飲食店を出店するプロジェクトを進めています。AI関連はもちろんそれ以外でも、アルムナイの皆さんと一緒に面白いことができたらと思っていますので、ぜひお声がけください!」

アルムナイが今の活動を発表するたびに、会場からは大きな拍手や「すごい!」といった声が上がりました。なかには、「若い人のチャレンジを応援したい」とスピーチで話すアルムナイも。仲間のチャレンジを心の底から応援するアルムナイたちの姿から、味の素社の人を大切にする文化が深く根づいているのを感じました。

また、他のアルムナイとのコラボレーションのきっかけを求めるアルムナイが多く、スピーチを聞いて「うちの会社と一緒にやろう」と呼びかける参加者もいたのが印象的でした。スピーチ終了後に、名刺交換をする姿も見られ、新しいつながりが次々と生まれます。

アルムナイから新たなアイディアも。今後のコミュニティの動向に期待大

スタートから時間が経つにつれ、懇親会はさらに盛り上がりを見せます。「スピーチで話していた事業について、もっと知りたいです」「今○○されているんですね」といった会話も聞こえ、アルムナイスピーチが会話のきっかけになっているようでした。

フットワーク軽く交流する人が多いのも、味の素アルムナイの特徴です。初対面同士であっても、味の素社で働いていたという共通点があるからこそ、すぐに距離が縮まります。

事務局の平野公一さんが「アルムナイコミュニティ内で、新しいテーマでトークルームをつくりたいと思っています。何かアイディアのある方はいらっしゃいますか?」と呼びかけると、アルムナイから「起業した人が交流するトークルームをつくりたい」「現在も食品業界に関わるアルムナイが交流するトークルームが欲しい」などの声があがりました。

あっという間に、2時間の交流会が終了。最後は、人事部長の森永浩康さんによる閉会の挨拶です。

「初のアルムナイ交流会ということで、どのくらいの方が参加してくれるか心配でしたが、おかげさまでたくさんの方にお越しいただけました。参加者の年齢も今働いている業界もさまざまで、アルムナイコミュニティがいよいよ盛り上がってきたと感じています。

私自身、出向して味の素社の外で働いた経験がきっかけで、あらためて味の素の社員の優秀さを実感しています。このコミュニティを通して、アルムナイの皆さんと現役社員がつながり、「味の素ってすごいな」と感じられる新しい取り組みができたらと考えています」

最後は、全員で記念撮影。最初から最後まで笑顔があふれる交流会でした。

今後の交流会開催を見据え、さらに盛り上がる味の素アルムナイコミュニティ

第1回味の素アルムナイコミュニティ交流会では、仲間との再会を楽しむのはもちろん、新しい出会いやアルムナイ同士・味の素社とアルムナイのコラボレーションのきっかけも生まれました。

事務局の平野さんも、「第2回の交流会開催を見据えて、さらに日々のコミュニティ内の交流を盛り上げたい」と意気込みを語ります。会社や仲間への愛にあふれる味の素アルムナイコミュニティ、今後の活動に目が離せません。

※こちらは過去、味の素に在籍していた方専用のネットワークです