2025年2月14日、アビームコンサルティング株式会社(以下、アビーム)はアルムナイネットワーク設立後、2度目となる大規模アルムナイ交流会“ABeam Alumni Meetup”を開催しました。同社は2021年5月にコミュニティを立ち上げ、現在1,350名以上のアルムナイが登録しています。この ABeam Alumni Meetup は、社員とアルムナイはもちろんのこと、アルムナイ同士の交流により社会に新たな価値を共創するきっかけの場となることを目的として開催しています。
本記事では ABeam Alumni Meetup での交流会の様子や参加者の声、運営事務局のアルムナイネットワークに対する想いをお伝えします。
※こちらは過去にアビームコンサルティングに在籍していた方専用のネットワークです
アルムナイは共に社会に新たな価値を共創する仲間
ABeam Alumni Meetupは、同社代表取締役社長CEO 山田 貴博 氏(以下山田CEO)から現在のアビームのビジネス状況や昨年実施した第1回目のイベントからの変化、これから目指していくアビームのありたい姿、アルムナイだからこそ話せるリアルな現状を伝えました。クライアントとの共創アプローチ、事業ポートフォリオや組織再編、JVの設立など様々な変化や新たな取り組みが共有され、アルムナイからも「在籍当時はメンバーも少なかった組織が、今ではこんなに規模が大きくなり、クライアントに新たな価値を提供しているのか」など、驚きと興味の声が会場から聞こえてきました。
「日本発・アジア発のグローバルファームとして社会変革を一層進めていくためにも、クライアントの価値最大経営を実現していく組織を目指している。」
会社の変革の意図をそう伝える山田CEO。
「アルムナイの皆さんには、アビームのことを在籍時よりも好きになっていただきたい」という印象的なメッセージもあり、退職してもアルムナイの皆さんがアビームで働いていたことを誇りに思い続けてもらえるような会社にしていきたいという熱い想いが溢れるメッセージとなりました。
クライアントの変革を実現する“真のパートナー”であり続けるという価値観で繋がるアルムナイと現社員
乾杯の後は、各部門の執行役員を含む現役社員も複数名参加し、交流会がスタートしました。
初めて会う人同士でも、当時のプロジェクトの想い出や共通の知人をきっかけに盛り上がるのがアルムナイの交流会。様々な分野・業界での活躍をお互いに深く掘り下げる会話が至る所で行われていました。
また、参加していた社員が「このアルムナイの人とぜひ繋がってほしい」と別の社員を呼んでくるような場面も見られました。同じ会社で苦楽を共にし、今でもお互いをリスペクトし合うプロフェッショナルだからこそ、新しい共創の兆しも生まれやすいのでしょう。
ABeam Alumni Meetupの途中には、今回初の試みとなるアルムナイによるピッチプレゼンが行われました。今回はアビームで培った経験をもとに新たなフィールドで活躍されている4名が登壇しました。

柿澤 隼斗さん(2017年入社)
国本 和基さん(2008年入社)
杉江 賢さん(2011年入社)
山田 雅人さん(2005年入社)
起業された方、事業会社で経営に携わる方など、コンサルティング業界とはまた異なる分野・業界に携わっている登壇者の方々は、現在のご自身の取り組みを説明しつつ、
「振り返れば社会人としての根幹のスキルはアビームで身につけた」
「当時携わったシステム関連プロジェクトは、今に活きる要素がすべて詰まっていた」
「濃密な20代をアビームで過ごせたからこそ、今やりたいことができている」
と、アビームでの経験が今の仕事の礎となっていることを思い思いに振り返りました。
プレゼンを聞いたアルムナイからも、
「在籍時の話を聞いて、自分も当時の気持ちを思い出し、懐かしさが込み上げてきた。」
「全く違う分野で活躍されているアルムナイの話を聞いて、自分も頑張ろうと改めて思った。」
「登壇者も同じ会社で過ごした仲間だからこそ、何か一緒にできることはないかと考えさせられた。」
「アビームは母校のような存在なので、他の卒業生がどういうキャリアを歩んでいるのかは気になる。」
と、登壇者への温かい気持ちのこもったコメントが届きました。
今後の期待~アルムナイより~
イベントはあっという間に2時間半が経ち、名残惜しそうに最後まで交流を続けるアルムナイも見られました。
イベント後のアンケートでは、アルムナイから今回のイベントに対し高い満足度がうかがえるコメントや、今後のアルムナイネットワークへの期待値が多く寄せられました。
「退職後に接点を持てていなかった方々と久しぶりにお目にかかれ、充実した時間を過ごせた。」
「アビームの現在の様子はかつての同僚からよく聞いているが、改めて全体像や進化を知れてよかった。」
「会社として公式に情報共有をしてくださったのはイベントに参加する意義があったと思う。」
「アルムナイは将来のキャリアパスを知るという点でも非常に意味がある場に思え、今後一層発展していく取り組みだと思う。」
「現役の方もアルムナイの方も、皆さん人柄が良く、関わり方が変わっても何らかの形で一緒に仕事をしたいと思えた。」
ABeam Alumni Meetupに参加したアルムナイの半数以上が、イベントに参加したことでアビームへの印象がよりポジティブに変化したと回答しており、
「元々ポジティブな印象だったのがもっと好きになった。」
「在籍時より、卒業してからの方がより好きになっています。」
といった声が多く上がっていました。
交流会を通し、アルムナイも社会に新たな価値を共創する仲間だと考えている会社の姿勢を感じ取ってもらえたからなのではないかと思います。
イベントを終えて
山田CEOが目指す“アルムナイとの共創の輪”
ABeam Alumni Meetupを終えた直後に、アルムナイとどんな関係性を築いていきたいと考えているのか、今後の展望踏まえて山田CEOにお話をお伺いました。
「今日のイベントではアルムナイの皆さんとも様々なお話をさせていただいて、懐かしさを感じながらも新たな気付きや学びを得ることが出来ました。
また、登壇されたアルムナイの4名から“在籍当時の経験が役に立っている”という声があがったこと、ずいぶん前に卒業したアルムナイから“こんなに会社が変化しているのか”という声をもらえたことは、とても嬉しかったです。これからもアビームは社員一人ひとりと向き合いながら、これまで以上にダイナミックなチャレンジをし続けることで人材輩出企業として更なる成長を遂げたいと考えています。
私からも会社の変革や歩みをお伝えしましたが、着実に会社が変わってきていることをアルムナイの皆さんにも知っていただき、ポジティブなコメントをいただけたことは、アビームの変革を推進する私自身にとって、とても励みとなりました。
また、アビームがクライアントの成長戦略・変革の実現を支援していくにはもちろん私たちだけでは限界があり、それぞれの分野や業界で活躍するアルムナイの皆さんと今後も様々な形でコラボレーションしていきたいと改めて思いました。
同じ志のもとで共に働いた仲間なので、それぞれが新たなフィールドで培った専門性を結集させ日本のために新たな価値を生む、そんなサイクルを生み出せるような関係性を目指していきたいと思っています。」
運営事務局の想い
最後に、日々の施策から今回のイベントの企画・実施まで、アビームアルムナイネットワークの運営を担う事務局メンバーである齊藤さんからも、今回のイベントにかける想いをいただきました。
ABeam Alumni Meetupを単なるアルムナイと現社員との交流の場で終わらせるのではなく、アルムナイの方にはアビームで働いていたことを、現役社員にはアビームで働いていることを誇りに思っていただけるような場にしていくことを目的にイベントを企画・実施しています。
ABeam Alumni Meetup に限らず、アビームアルムナイネットワークの運営担当として今後も様々な仕掛けや機会提供をアルムナイの皆さんと一緒に創り上げていきたいと思っています。
アビームアルムナイネットワークをこれまで以上に成長速度を上げて、コミュニティを進化させ続けていきたいと考えています。
「アビームのコンサルタントとして苦楽を共にした仲間」との貴重な時間となった本イベント。参加者からも声があがったとおり、アビームのカルチャーや大切にしている価値観をよく理解しているメンバー同士のコミュニティだからこそ、今後のネットワークのより一層の盛り上がりが期待されるイベントとなりました。
アビームアルムナイネットワークは、今後もアルムナイ・現役社員の繋がりを深め、このコミュニティならではの価値を社会に還元していくことになっていくでしょう。
※こちらは過去にアビームコンサルティングに在籍していた方専用のネットワークです