SMBC日興証券が第2回アルムナイ交流会を開催!協業など新たな可能性が広がる

SMBC日興証券株式会社(以下、SMBC日興証券)は、社外で新たな知見を得た人財の再雇用とアルムナイとの協業によるビジネス機会の創出を目的に、2023年5月からアルムナイネットワーク「Alum-nikko」を運営しています。

Alum-nikkoでは、SMBC日興証券の原点である「共存共栄」の精神に基づき、退職後もゆるやかなつながりを持ち続けることで、互いに刺激や気づきを得られる関係性の構築を目指しています。

その取り組みの一つとして、2024年12月、九段会館テラス コンファレンス&バンケットにて第2回目となるアルムナイ交流会が開催されました。

当日は50名を超えるアルムナイと現役社員が参加。大盛況のうちに終了した本イベントの様子をレポートします。

※本文中の所属・役職は当時の内容となります。

※こちらは過去、SMBC日興証券に在籍していた方専用のネットワークです

現役社員がSMBC日興証券の今を解説

交流会のはじめに、人事部 部付部長の斉藤さんからアルムナイの取り組みについてご説明をいただきました。

人事部 部付部長 斉藤さん

「Alum-nikkoは、2023年5月に設立してから約1年半という短期間で、400名以上の方に登録いただき、コミュニティは大きく拡大しています。2024年9月にはジャパン・アルムナイ・アワード2024 敢闘賞を受賞することができました。これもアルムナイの皆さんのおかげです、本当にありがとうございます。

当社では2023年4月に制定された「SMBCグループ人財ポリシー+1(プラスワン)」において『継続的な人財投資』を掲げており、その一環として持続的成長を支える力を持つアルムナイの再雇用に取り組んでいます。Alum-nikkoでは、当社からの情報発信やアルムナイの皆さん同士・当社との交流を通じて、再雇用を含むキャリア機会やビジネス連携など、お互いにとっての価値が生まれる場を目指しています。

本日の交流会も、アルムナイの皆さんのキャリア機会やビジネス連携を通じた社会的価値を創造するきっかけにしたいと考えています。本日はよろしくお願いいたします。」

続いてソリューション・アドバイザリー部の渡邉さんより、SMBC日興証券のリテール業務を取り巻く環境やソリューションビジネスについてご紹介いただきました。

ソリューション・アドバイザリー部 渡邉さん

「リテール営業のビジネスモデルの転換により、金融分野だけではなく私たちソリューション・アドバイザリー部が取り扱う非金融分野のソリューションの重要性が高まっています。

ソリューション・アドバイザリー部の中核事業は、顧客紹介業務です。お客様からニーズをヒアリングし、社内で対応が難しい場合は、ソリューション提供ができるグループ会社に紹介しています。

しかし、グループ以外の会社のお力が必要な場面もあります。今後、アルムナイの皆さんが所属する会社と協業する可能性もありますので、ぜひこの機会にカジュアルに意見交換ができればと考えています。」

アルムナイたちは、時折深くうなずきながら説明に聞き入っていました。SMBC日興証券の取り組みやビジネスへの関心の高さがうかがえます。

続いて、第一人事課長 藏さんより乾杯のごあいさつをいただきました。

第一人事課長 藏さん

「昨年の第1回交流会と比べ、会員数が大幅に増えました。コミュニティを盛り上げていただき、本当にありがとうございます。

アルムナイの皆さんとご家族、現役社員の方の健康とご多幸をお祈りいたしまして、乾杯のあいさつといたします。乾杯!」

積極的に交流を広げるアルムナイたち

乾杯の後は、いよいよ懇親パートのスタートです。

今回の交流会では、アルムナイの目的に合ったネットワーキング・情報交換ができるよう、「対アルムナイ ビジネスに関する情報交換」といったように話したい相手と話題ごとにテーブルを設けています。

さらに、アルムナイには赤、現役社員には青のオリジナル名札を用意。名前の他に、入社年や在籍時部署、近況・伝えたいこと、話したいことを記入する欄を設けることで、交流のきっかけになるよう工夫しています。

アルムナイたちは早速、それぞれ希望のテーブルに移動。話したいテーマが共通していることもあり、初対面の人ともすぐに会話が弾みます。

最先端のビジネスについて議論するテーブルもあれば、カジュアルな雰囲気で盛り上がるテーブルも。また、中途採用に関する話を現役社員から聞くアルムナイもいます。

協業などビジネスにつながる出会いを積極的に求める参加者が多く、自由に移動しながら、色々な人と交流している姿が印象的です。

「今度一緒にこんなことやってみましょうよ!」「〇〇業界って今どんな感じなんですか?」といった仕事の話をしている参加者が多く、会場のあちこちで活発に名刺交換や連絡先交換が行われました。

今日の交流会でできたつながりから、新しいビジネスが生まれることでしょう。

SMBC日興証券時代の経験を活かして挑戦し続ける、3名のアルムナイたち

交流会の中盤では、SMBC日興証券を退職後、社外で活躍するアルムナイ3名によるスピーチが行われました。

写真は上:伊藤駿さん、左下:太田卓さん、右下:松本晃平さん

1人目は、2009年入社の伊藤駿さん。現在は、経営管理のクラウドサービスを運営する株式会社ログラスの執行役員CFOとして活躍。70億円の資金調達など功績をあげています。

2人目は、2006年入社の太田卓さんです。IT企業やベンチャー企業の勤務を経て、2017年に、MBA専門の人材・転職サービス や国内ビジネススクール入学対策予備校を運営する株式会社Milkywaysを設立。代表取締役として経営に取り組んでいます。

3人目は、2007年入社の松本晃平さん。株式会社K WAVEの代表取締役です。SMBC日興証券に3年半勤務した後に、金融投資事業にて起業。2013年にIT事業に転換し、現在はスタートアップ企業をはじめ幅広いクライアントに向け、デジタル視点で経営からマーケティングまで総合的な支援をしています。

SMBC日興証券での経験を活かし、それぞれのフィールドで活躍する3人のアルムナイたち。スピーチでは協業や採用支援など新たなビジネス連携につながる内容が中心で、参加者たちは熱心に耳を傾けていました。

アルムナイと会社が応援しあえる関係を大切にしたい

最後は、執行役員 人事部長 須藤さんより閉会のごあいさつをいただきました。

人事部長 須藤さん

「アルムナイの皆さんが各方面で活躍されている姿に触れ、私たち現役社員も元気をいただきました。価値観を共有できる仲間として、これからもつながりを大切にし、力を合わせて社会に価値を提供していきたいと考えています。

私たちSMBC日興証券は、アルムナイの皆さんの活躍を心から応援しています。ぜひアルムナイの皆さんにも、私たちが努力し続ける姿を見守っていただけると嬉しいです。」

須藤さんのアルムナイへの思いが伝わってくるコメントに、参加者たちは拍手を送ります。

全員で三本締めをして、第2回アルムナイ交流会は終了です。参加者たちは「また次の交流会で」「連絡しますね!」などと声を掛け合い、会場を後にします。

アルムナイの声

イベント終了後に実施したアンケートでは、多くの方からポジティブな声がありました。

「その場で日興証券の担当者をご紹介いただき、古巣との情報交換を通じてビジネス協業の可能性が見えてきました!」 

「オープンイノベーションのような形でプロジェクトベースで仕事できたらいいなと思いました」

「日興証券の現役社員もたくさん参加されていて、情報交換などたくさん交流ができました。元直属の支店長だった方にもお会いできて嬉しかったです!」

「他業種で働く方々や、日興の現役社員と交流できて良い機会でした 」

アンケートで得られた回答(一部抜粋)

最後に

Alum-nikkoの第2回アルムナイ交流会は、第1回を超える盛り上がりを見せました。再入社や協業のきっかけになったとともに、SMBC日興証券とアルムナイのつながりを再認識する場となったのではないでしょうか。これからのAlum-nikkoの取り組みに注目です。

※こちらは過去、SMBC日興証券に在籍していた方専用のネットワークです