2023年8月3日、三井住友海上火災保険(MS&AD)がオフラインでは初となるアルムナイ交流会を開催しました。アルムナイに会社の今を伝えること、事業連携のきっかけづくりをすることを主な目的としたイベントです。
会場では開始前から「久しぶり!」「今何してるの?」といった声が上がり、アルムナイの皆さんが再会を喜ぶ様子が伺えました。
会は、アルムナイネットワーク運営事務局の遠田さんからのあいさつで、交流会は18時半にスタートしました。
「今日はアルムナイの皆さんが主役です。旧交を温めるもよし、新たな人脈を作るのもよし、ぜひ楽しんでいただければと思います。」
アルムナイネットワーク運営事務局(人事チーム)・遠田さん
アルムナイサポーターの北河さんからも熱い乾杯のご挨拶をいただきました。
「先日、IT企業の経営をされている70歳手前の先輩アルムナイから、ビジネスが成功する“あいうえお”は『愛、命、運、縁、恩』だと教えていただきました。運も縁も、こうして集まり、動くことで得られるものだと思います。今日の場を主催してくださった事務局の皆さんへの恩を忘れずに、ネットワークを盛り上げていきましょう!」
アルムナイサポーター・北河さん
乾杯後は自然と拍手がわき起こり、アットホームな雰囲気を感じます。
続いて、人事チーム長の荒木さんがアルムナイの取り組みについてコメント。
「アルムナイネットワークを通じて再雇用や採用力の向上、ビジネス連携を生み出すことはもちろん、アルムナイの皆さんが活躍されているのは我々現役社員の刺激になりますし、嬉しいことです。その上で、アルムナイの皆さんが色々なところで活躍され、『元MS』という言葉が世に浸透する・価値を持つようになると素敵ですよね。」
人事部人事チーム長・荒木さん
その後はアルムナイを代表して、アルムナイサポーターの田村さんから「ネットワークを盛り上げていきたい」と意気込みが語られました。
「ここにいる皆さんは、いわば同じ釜の飯を食って一緒に汗を流した仲間。それだけで信頼感があると思います。だからこそ、このネットワークが、気軽に相談できるサードプレイスのような場所になればと思いますし、信頼感をベースに、新しいビジネスを一緒に展開するチャンスもあるはずです。
実際に、私は三井住友海上火災保険が出資した、オンライン中古車売買を手掛けるシンガポールのCARROという企業の日本ビジネスの立ち上げを支援しました。秋からは、同じく三井住友海上火災保険の出資先である日本のスタートアップ企業に参画予定です。こういった形で古巣との共創事例を先行してつくることで、ネットワーク発展に貢献できればと思っています。」
アルムナイサポーター・田村さん
交流会ではテーブルごとにテーマを設定
場が温まったところで、メインコンテンツである交流会がスタートしました。
交流会は30分ずつ2セット設定されており、まずは受付時にランダムに配布された番号のテーブルに集合。現在の仕事・三井住友海上火災保険での職歴・最近のマイブームなど、自己紹介を行ったのち、アルムナイネットワークでやってみたいこと・アルムナイネットワークで生まれたつながりのテーマで話をします。
知っている人も初めましての人も入り混じっての交流タイムでしたが、どのテーブルも賑やかな様子でした。「元MS」という共通点があるからこその、親密な空気を感じます。
2セット目の交流会では、三井住友海上火災保険の今・協業やビジネス連携について・フリートークとテーブル毎にテーマを設定。アルムナイは自身の関心に合わせて好きなテーブルに移動します。
「三井住友海上火災保険の今」のテーブルには人事部の担当者が、「協業やビジネス連携について」のテーブルには新規事業創出やDXを推進するビジネスデザイン部のチーム長が同席するなど、現役社員も交えての交流です。
最もたくさんの人が集まった「協業やビジネス連携について」のテーブルに同席したビジネスデザイン部のチーム長・武藤さんは、「今後のビジネス共創に向けて良い感触を得られた」と感想を語ります。
「まずは皆さんのことを知りたかったので、今のお仕事の話を中心に聞きましたが、すでに当社とのお付き合いがあることが判明したり、今後のビジネス共創の広がりと可能性を感じました。
外部にお仕事を依頼するにしても、当社への理解があるアルムナイの皆さんであれば安心してお任せできます。実は普段からアルムナイの方に業務支援をしてもらっているのですが、当社の業務をよくわかってくださっていて、かゆいところに手が届くので本当に助かっています。今の人員だけでは進められないプロジェクトもあるので、業務の特性に合ったアルムナイの方に対して、ネットワークを通じてこちらからお声掛け、お願いをするのもいいなと思いました。」
ビジネスデザイン部チーム長・武藤さん
合計約1時間の交流会はあっという間に終了。閉会のアナウンスがあった後もしばらく会話が止まらず、各テーブルから名残惜しさが伝わってきます。
最後に「当社の人の良さを再確認した」という事務局の中島さんによる締めのあいさつで、交流会は幕を閉じました。
「私はまだ社歴が浅く、初めてお会いする方も多くいらっしゃいましたが、皆さんカジュアルかつフラットに打ち解けてくださり、三井住友海上の人の良さを改めて感じました。
退職された方の中には当社に近寄りにくかったり、現役社員に連絡をしにくかったりする方もいると思いますが、われわれは皆さんとの関係を持ち続け、多くのご意見をいただきたいと思っています。
今日はメディアの方にきていただきましたが、これからも各種媒体を通じて、当社からアルムナイの皆さんへの想いや有益な情報を発信していきたいですし、アルムナイの皆さんからもプラスのエネルギーをアルムナイの仲間に伝播していっていただけると嬉しいです。」
アルムナイネットワーク運営事務局(人事チーム)・中島さん
参加したアルムナイの9割以上が「満足」と回答
終了後のアンケートでは、参加者の9割以上が「とても満足」「満足」と回答。特に交流タイムの満足度は100%という結果になりました。
「アルムナイの皆さんの近況や活躍が見聞きでき、刺激になりました。」
「新しい試みの意気込みを感じられました。」
「皆さんが強制感や圧をなくそうと、場をほぐしているのが伝わり、次回以降も気兼ねなくフランクに参加できる会だなと思えました。」
「『同じ釜の飯を食った仲間』という表現がすごくしっくりきています。部活のOB/OGの方と話しているような安心感がありました。」
「元MSの先輩方の活躍を聞いて、『元MS』であることに誇りを持てました。」
「アルムナイや育休支援策など、斬新かつ的を得た制度導入がすばらしいと感じています。引き続き人事分野でも業界を牽引してください。」
「運営の皆さん、お疲れ様でした!そしてありがとうございました。新卒で入った会社がやっぱり三井住友海上火災保険でよかったと再認識できました。」
「大変貴重なイベントを開催いただきありがとうございました!大変励みになる、有意義な時間となりました。第2回もぜひ参加したいです!」
アンケートで得られた回答(一部)
人事チーム長の荒木さんは「将来的には月1回ほどに頻度を上げて開催したい」と今後の展望を話します。
「今回は、まずは場を用意して交流することが目的でしたが、今後はビジネスマッチングという目的を、より具現化できるような内容にしていきたいですね。その結果、お互いにハッピーになるイベントにしていきたいです。
そして、最終的には社長クラスが参加される会になったらいいですね。役職者が参加することが会のステータスとなり、会社の本気度を伝えられることにもなると思っています。」
人事部人事チーム長・荒木さん
(過去、三井住友海上火災保険に在籍していた方専用のネットワークです)