変革を続ける東北電力と、多様なフィールドで活躍するパートナーたち【第2回東北電力アルムナイ交流会レポート】

東北電力グループは2025年11月、第2回目となるアルムナイ交流会を開催しました。2024年10月のネットワーク発足から1年。東北・新潟地域の未来を共に創る「パートナー」としてのアルムナイの関係性がより深まった当日の様子をレポートします。

>>前回の交流会レポートはこちら

東北電力アルムナイ交流会の参加者集合写真と会場の風景

※こちらは過去、東北電力および東北電力ネットワークに在籍していた方専用のネットワークです。

東北電力グループは、2030年代のありたい姿として「東北発の新たな時代のスマート社会の実現に貢献し、社会の持続的発展とともに成⻑する企業グループ」を掲げています。

今までにない価値提供をするためには、既存事業とは異なる考え方・アプローチが必要になると考え、東北電力を離れて多様な知見を獲得したアルムナイを「東北・新潟地域へ多様な価値を創造するパートナー」と位置づけ、2024年10月からアルムナイネットワークの運営を開始しました。

今回の交流会は、お互いの「今」を知り、未来に向けた共創の可能性を探る対話の場として、東京と仙台の2拠点で開催されました。

東京会場は人財部 副長の松浦雄二さん、仙台会場は人財部 課長の佐藤浩介さんが挨拶を務め、それぞれアルムナイとの情報交換や交流の深化への期待を語りました。

乾杯は前回に続き、アルムナイの本間誠さんが経営するホップジャパン社のクラフトビールで行いました。本間さんは東北電力を退職後、福島県田村市都路町でクラフトビールの醸造・販売を行うホップジャパンを設立、ビールの原料となるホップの栽培から始まり、現在は国内での販売に加え直営のレストランも営んでいます。

前回も参加したアルムナイからは「本間さんのビール、美味しいんだよね」と、アルムナイの皆さんからも愛されている様子でした。

ホップジャパン社のビールで乾杯する東北電力アルムナイと事務局の松浦さん
ホップジャパン社のビールで乾杯するアルムナイと事務局の松浦さん

5年ぶりの社長交代、人事制度の刷新。変化し続ける「今の東北電力」を知る

乾杯の次は人財部 一條文佳さんから東北電力の最新トピックスについて紹介がありました。5年ぶりの社長交代という大きなトピックに始まり、人事・賃金制度や福利厚生のアップデート、新サービスの情報など、社内を知るアルムナイだからこそ大きな変化を感じるトピックが紹介され、アルムナイの皆さんは時折うなずきながら、興味深そうに話を聞いていました。

ディスプレイ横に立つ東北電力人財部 一條文佳さん

トピックスを聞いたアルムナイからは「人事制度がドラスティックに変わっていて驚いた」「外から見ているだけでは分からない話が聞けたのでよかった」との声が寄せられ、退職後も東北電力に対して高い関心を持っている様子が伝わってきます。

業界を越えた交流、新たな繋がりが生まれる時間

続いて、参加者の自己紹介パートに移ります。東北電力を卒業し、近い業界で働くアルムナイや、新しい業界に挑戦するアルムナイなど、経歴はさまざま。自己紹介の中で在籍時代の接点や現職での意外な繋がりを発見されていました。

その後のフリータイムでは、現職の事業や仕事内容に関する情報交換や東北電力時代の懐かしい話題に花を咲かせていました。アルムナイからは「自身が所属する業界に関する情報交換ができた」「普段聞けない異業種の話を聞けて有意義だった」といった声が寄せられました。

談笑する東北電力アルムナイ交流会参加者3名

この繋がりを大切に、さらなる拡大を目指して

交流会終了後、東京会場に参加された人財部 松浦さん、一條さんに感想を伺いました。

東北電力を卒業したアルムナイの皆さんが、それぞれのフィールドでいきいきと頑張っている姿を拝見でき、大変嬉しく思いました。 皆さんとの会話を通じて、退職後も東北電力での経験を大切に想い、今の当社の状況まで気にかけてくださっていることが印象的でした。この貴重な繋がりを大切にしながら、今後はさらに現役社員も巻き込んだ、より大きなネットワークにしていきたいと考えています。

人財部 松浦さん、一條さん

参加したアルムナイからは今後のアルムナイネットワークへの期待として「現役社員との交流」やビジネスやキャリアにつなげる企画など、ネットワークの拡大を期待する声が多数寄せられました。

東北・新潟地域の未来を共に創る「パートナー」としてのアルムナイの関係構築を進める東北電力。今後の取り組みに期待が高まります。

東北電力アルムナイ交流会の会場風景

※こちらは過去、東北電力および東北電力ネットワークに在籍していた方専用のネットワークです。