三菱UFJ銀行・ソリューションプロダクツ部がアルムナイ交流会を開催。共創をめざしてつないでいく“縁”

2024年2月20日、株式会社三菱UFJ銀行(以下、三菱UFJ銀行) ソリューションプロダクツ部(以下、SPD)主催でアルムナイ交流会が行われました。過去にSPDに所属していたアルムナイと、現役社員が参加。総勢90人近くが一堂に会しました。

部門が主催するアルムナイ交流会は初の試みです。企画に至った背景は何だったのか、参加したアルムナイからはどんな声が寄せられたのか。当日の様子をレポートします。

※こちらは過去、三菱UFJ銀行に在籍していた方専用のネットワークです

初の試みとなる部門主催での交流会

三菱UFJ銀行は、2023年5月にアルムナイネットワークの運用を開始。1年弱で登録者数は600人を超え、アルムナイと三菱UFJ銀行社員との間でさまざまなつながりが生まれてきました。

2023年10月には三菱UFJ銀行全体でのアルムナイ交流会を実施。その後、SPD側から「部門主催の交流会もやってみたい」という声が上がり、今回の交流会が開催されました。

「これからも縁をつなげていきたい」開会のあいさつ

交流会開始時間には会場はアルムナイと現役でいっぱいに。あちこちのテーブルから「お久しぶりです」「元気だった?」と再会を喜ぶ声が聞こえ、会場はにぎわいました。

まずは常務執行役員 ソリューション本部長の大嶋幸一郎さんが、開会のあいさつを行いました。「これからも縁をつなげていきたい」「アルムナイネットワークが共創の場となれば」と今後の期待を語りました。

「本日は雨の中、駆けつけてくださって本当にありがとうございます。多くの方々に集まっていただき、とてもうれしく思います。

一度は同じ三菱UFJ銀行の釜の飯を食っていた方々が、現在はいろんなキャリアを選択して活躍されています。そんなみなさんと、できれば今後も三菱UFJ銀行への敷居を低くして一緒に案件をやったり、共創したりといった形で、これからも縁をつなげられればと思い、今回の交流会を企画しました。

アルムナイ同士の名刺交換はもちろん、今日は部次長も参加していますので、現在のSPDの話を知っていただくこともできると思います。今日はみなさんざっくばらんに交流を楽しんでいただけるとうれしいです。」

アルムナイによる自己紹介

乾杯のあとは、懇親会がスタート。まるで同窓会のように、各テーブルで会話に花が咲き、一気に会場は盛り上がっていきます。懇親会の合間には、アルムナイが数名登壇し、自己紹介を行う場面もありました。それをきっかけに名刺を交換しあい、新たなつながりを作るアルムナイもいました。

参加したアルムナイに話を聞くと「今仕事で関わっている方が三菱UFJアルムナイであることを知ることができました。また懐かしい仲間にも再会できました。なかなか連絡を取ることもできないので、こういう交流会があるのはありがたいです」というコメントが。

別のアルムナイからは「アルムナイ交流会には初めて参加しました。どんな人たちが来るのかなと思っていましたが、改めてSPDアルムナイの方が活躍されている領域は広いんだなと感じました。」という声が寄せられました。

今回の交流会が、お世話になった人に会えるだけでなく、今後につながる新しい関係性がつくれる場となっていることがわかります。

めざすはアルムナイネットワーク登録者数1000人!

今回の交流会を企画したSPD 企画グループ 永井貴大さん、人事部 採用・キャリアグループで三菱UFJ銀行アルムナイネットワーク運営事務局の杉本将太さんにお話を伺いました。

ーー今日は約90人もの方が参加されていますね。

永井さん:現役の行員とアルムナイが半々くらいの割合で参加しています。今回はネットワークで声をかけたほか、現役の行員からも知り合いに声をかけてもらいました。それもあって参加率は非常に高かったですね。年齢層も20代〜50代と幅広く、いろんな方が参加してくださいました。

ーー今後も部門主催での交流会は続けていきたいですか。

杉本さん:やっていきたいと思います。ほかにも年齢層を絞ったイベントがあっても面白いのかなと考えています。新しいつながりが作れる場を企画していきたいですね。

ーーSPDアルムナイはどんな業界で活躍されている方が多いのでしょうか。

永井さん:領域に特化しつつ、様々な業界で活躍されている方が多くいます。例えばM&Aファイナンスや不動産、プロジェクトファイナンスなど。専門性が高い分、いろんな会社にフィットしやすいのだと思います。今日参加しているアルムナイも、ファンドや商社など、同じく金融に関わるような会社に行っている方もいれば、自分で起業している方もいて、本当に多岐にわたる業種で活躍されています。そんな多彩なアルムナイがいるからこそ、共創の可能性も大きいと感じます。

ーー今後の目標やアルムナイネットワークでの取り組みを教えてください。

杉本さん:ネットワークの規模は大きい方が多くのコラボレーションが生まれると思っています。まずは登録者数1000人超をめざしたいですね。アルムナイ同士がつながり、新しいビジネスを作ったり、銀行とアルムナイが助け合う中で新しいビジネスが生まれたりする、そんなネットワークが作れたらなと思っています。

2023年10月に開催された三菱UFJ銀行アルムナイの交流会の様子

「アルムナイから意見を聞く場は貴重」今後も関係性を築いていく

約2時間の交流会はあっという間に終わりの時間に。みなさんまだまだ話し足りない様子です。

最後はソリューションプロダクツ部 部長の藤木正行さんのあいさつで、交流会は幕を閉じました。

「久しぶりに見る顔も多かったですが、みなさん新しい場所、新しい分野で引き続き大活躍されていると伺いました。やはり三菱UFJ銀行で働いていた方のポテンシャルは高いんだなと、つくづく思います。

みなさんご存知の通り、ビジネスは大きく変わっていますが、こういう形で三菱UFJ銀行アルムナイから意見を聞く機会はとっても貴重です。こういった場を今後も継続していきたいと思います。本日はありがとうございました。」

終始熱気に包まれていたSPDアルムナイ交流会。専門性の高いSPDだからこそ、多彩なキャリアのアルムナイが集まり、新たなつながりが広がっていたことが印象的でした。今日のつながりを機に、これからきっと新たな価値が生まれることでしょう。

三菱UFJ銀行アルムナイネットワークでは、今後MUFG信託銀行との共同イベントやビジネスピッチ会の開催を予定しているほか、アルムナイのインタビューリレーを企画中なのだそう。今後の取り組みやそこでアルムナイ同士、アルムナイと企業でどのようなコラボレーションが生まれるのか、引き続き注目です。

※こちらは過去、三菱UFJ銀行に在籍していた方専用のネットワークです