SMBC日興証券株式会社(以下、SMBC日興証券)は、社外で得た知見を活かして再びSMBC日興証券で活躍可能な人財の再雇用、またSMBC日興証券とアルムナイとの新たな協業によるビジネス機会創出を目指して、2023年5月よりアルムナイネットワーク「Alum-nikko」の運営を開始しました。
そのAlum-nikko初となる、アルムナイ交流会が2023年12月、三井住友フィナンシャルグループのオープンイノベーション拠点「hoops link tokyo」で開催されました。本記事では、当日の交流会の様子をレポートします。
>>アルムナイとも「共存共栄」を ーーSMBC日興証券がアルムナイネットワークを立ち上げた背景とは
※こちらは過去、SMBC日興証券に在籍していた方専用のネットワークです。
SMBC日興証券の“今”
交流会は、SMBC日興証券 人事部 部長 須藤吉範さんからの挨拶でスタート。アルムナイ制度に取り組む目的やアルムナイの皆さんへの想い、2023年4月に制定された「SMBCグループ人財ポリシー+1(プラスワン)」やそれに基づく人事施策についてお話しされました。
続いて、SMBC日興証券の新規事業の創出を目的として2020年に設立されたNikko Open Innovation Lab(以下、NOIL)部長の磯野さんより、NOILの取り組みを紹介し、その中の一つとしてVRゴーグルを用いたメタバースの体験会を実施しました。
NOILが発足する以前に退職したアルムナイの方々は、証券×メタバースの融合という新しい取り組みに興味深く話を聞かれている様子でした。
SMBC日興証券での経験を活かして活躍するアルムナイ
交流会の中盤では、アルムナイスピーチと題して、SMBC日興証券を退職後、社外で活躍するアルムナイ2名からスピーチが行われました。
最初に登壇したのは、末時義隆さん。末時さんはSMBC日興証券で約6年、リテール業務に従事したのち三井住友銀行に出向、M&Aアドバイザリー業務に従事。現在は、その経験を活かして医療サービスを提供するH.U.グループホールディングス株式会社の経営企画部門でM&Aや資本提携実行、新規事業開発支援に関わっています。
次に登壇したのは、小川俊輔さん。小川さんはSMBC日興証券で約2年、リテール業務に従事したのち、機関投資家営業部・ホールセール企画部でリサーチ・IR関連業務に従事。現在は、アメリカ・ニューヨークに本拠地を置く金融サービス企業、MSCI合同会社でクライアントカバレッジに関わっています。
SMBC日興証券での経験を活かして、それぞれの分野で活躍されていらっしゃるお二人。スピーチ終了後の懇親パートでは、アルムナイの方々がお二人の近くに集まり、情報交換を行う様子が見られました。
交流会の終盤は懇親パート。あちらこちらで、旧友との数年振りの再会を懐かしむ様子や、在籍時代には面識が無かったアルムナイ同士が情報交換を行う様子が見られ、会場は活気を帯びていました。
終了後のアンケートでは、回答した方すべてが今回のイベントに「とても満足」「満足」と回答しました。
「他年次の方や現役の社員の方の話が聞けて、大変有意義な時間だった」
「連絡先を知らない、今後会う予定も無かった後輩と20年以上振りの再会を果たすことができた」
「日興証券卒業後、全く異なるキャリアを辿ってきた仲間との会話は非常に刺激的だった」
「初めて会う方も、久しぶりに会えた方とも、同じ会社に所属していた共通項があり、話しやすかった」
アンケートで得られた回答(一部)
また、アンケートでヒアリングした「今後のアルムナイネットワークへの期待」では、SMBC日興証券からの最新の事業や人事制度に関する情報の他、アルムナイ同士のビジネスやキャリアに関する情報交換など、多様な情報・機会を期待する声が挙がりました。
目指すのは緩やかな繋がり
最後に、事務局の皆さんから感想を伺いました。
想定以上に多くの皆さまにお集まりいただき、退職後もSMBC日興証券に愛着のある方が多いことを実感でき大変嬉しく感じています。懇親パートではマイクの音声が聞こえなくなるほど、アルムナイ同士で盛り上がっていた様子が特に印象的でした。
Alum-nikko運営事務局
今後もAlum-nikkoを通じたアルムナイ同士、アルムナイとSMBC日興証券の緩やかな繋がりを大切に、ビジネス連携や再雇用に繋げていけるよう皆さまと一緒にコミュニティを運営してまいります。
Alum-nikko第一回目の交流会は、参加したアルムナイの熱量、ネットワークに対する期待の高さなど、今後のAlum-nikkoの大きな可能性を感じられる会となりました。
今後のAlum-nikkoの取り組みに注目です。
※こちらは過去、SMBC日興証券に在籍していた方専用のネットワークです。