TKGパートナーズ・アルムナイが目指す「現業充実」。2024年度は、学びの交流「お金との上手な付き合い方」からスタート!

2024年5月22日(水)夜、TKGパートナーズ・アルムナイでは、2024年度 1回目となる「学びの交流」イベントを開催しました。

テーマは、「お金との上手な付き合い方」。
普段の生活の中で身近でありつつ、なかなか他人と話す機会のない「お金」をテーマにしたワークショップ。

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企画から当日の進行まで、元講師(アルムナイ)で元金融業界出身、現在は、東京個別指導学院の人財部で講師・社員向けの育成企画を担当している永松さんが担当してくれました。

本レポートでは、当日のワークショップの内容をお届けすることで、TKGパートナーズ・アルムナイが掲げる「現業充実」に向けての学びの交流の一環を感じ取ってください。

*こちらは、東京個別指導学院・関西個別指導学院にてアルバイト講師を経験された方専用のネットワークです。

“お金の5要素”とは、お金が持つ力

お金が持つ力として、まずはこの5要素があることを基礎知識としておさえておきましょう。

ダイアグラム

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*守る:イレギュラー(例えば事故や病気)な時に資産を減らさないようにするための保険など

普段は給料を貰い、その中で家賃や食費などのやりくりを考えると思うので、「稼ぐ」ということから考えがちですが、今回は、逆に「使う」ことから、「貯める・増やす・守る・稼ぐ」という4つの要素を考えていきます。

お金を“使う”にも4つある?!

ダイアグラム

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それぞれの定義を紹介します。

消費
日々生活していく上で、欠かせないモノの購入や使用料。家賃、食費、交通通信費、水光熱費等

浪費
必要以上の贅沢や無駄な出費。1度も使わなかった衝動買い品代、馬券代など賭け事の支出等

投資
後々リターンが見込まれる投資費用。株式投資や貯蓄、スキルアップの為のセミナー費、書籍費等

空費
自分を見つめ直したり、心のゆとりに繋がる出費。趣味、旅行等の支出など。

テーブル

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この4つを振り分ける際に難しいと感じるポイントは「投資」「空費「浪費」です。

「投資」は言葉通りお金を投資・運用することですが、自分への“自己投資”もここに入ります。
例えば、自分のスキルアップのために何か本を読んだとかとか、誰かの講座を有料で参加したなども全て投資です。

次に「空費」。
少し話が変わるかもしれませんが、私はサウナが好きなんです。
なぜサウナの話をしたかというと、私にとって“サウナ”は実は「空費」に当たるからです。
その理由は、自分を見つめ直すじゃないけど、心のゆとりにも繋がると感じているからなんですね。
しかしサウナがそこまでのものではなければ、人によっては「浪費」に入るかもしれない。

スライドで「空費」「浪費」の仕分けの基準・定義は出しているものの、 最終的には人によって変わってくるため、「主語は“自分”であること」を押さえておいてほしいと思います。

テキスト

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このスライドの数字は、一般的に良いとされている比率ですが、この通りにやったから良いというわけではありません。

例えば、今は自分のキャリアアップに集中したい場合、消費を10パーセント削り投資(自己投資)に持っていくという場合もあるでしょう。
要は、自分でコントロールできることがとても大事であるということ。

お金の使い道がどの目的になっているか現状把握しながら、環境が変わるその時々で意思をもって優先順位を組み替え、お金を使っていくことが大事なんですね。

上手なお金の使い方とは?

“優先順位を基に、自分の意志を持って、お金を使うこと”

グラフィカル ユーザー インターフェイス

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このワークをやっていただいた中で、こんな視点ありませんか? 
「お金を使う=言葉には出さない意思表示」

皆さんがどちらかを選ぶ時、おそらく好き嫌いや自身の考えによる賛成・反対で変わってきたのではないでしょうか?
「どちらにお金を使うか?」という皆さんの意思や考え方は、今このワークを通してやっていただいた中にも結構表れています。 

つまり皆さんの考えや意思あるところにお金は向かっていく、使われていくということであり、それは“言葉にしない意思表示である”ということになります。

テキスト

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そして、この意思表示をまた別の視点で言い換えるとしたら、どんなことが言えるでしょう?

お金を使う=“いいね(Good)ボタン”であり、 お金は未来の投票権

タイムライン

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自動車の誕生の例をスライドで示していますが、ここから言えることは、
● たくさん売れたものは、もっと良くなる
  (企業や製品、サービスを応援することができる)

● お金の使い方次第で、自分たちの未来を変えることができる

本日のまとめ

普通に何気なく買っているものも少し視点を変えると、その商品を“いいね”と言っていることである。この視点がプラスされると、皆さんのお金の使い方がまた少し変わるのではないでしょうか?

つまりお金は「未来の投票権」であり、その意思表示は自分でコントロールできます。

皆さんのお金の使い方次第では、自分たちの社会や未来を変えることにも繋がり、もちろん自分自身も変えることができるのです。

あらためて最後にまとめると、お金の上手な使い方は、
優先順位を基に自分の意思を持ってお金を使うこと。
それは、お金って未来の投票権だから。

本日の「お金との上手な付き合い方」は、これで終了です。
皆さん、ありがとうございました。

*こちらは、東京個別指導学院・関西個別指導学院にてアルバイト講師を経験された方専用のネットワークです。