マルハンがアルムナイ交流会を開催。「マルハンイズム」が紡ぐアルムナイとのつながり

2024年7月17日、株式会社マルハン(以下、マルハン)がオンラインでミートアップを開催しました。交流会の内容はアルムナイの近況報告や意見交換が中心で、参加者それぞれがマルハンで培った経験や熱い思いを胸に活躍していることが印象的でした。本記事では、当日の様子をレポートします。

※こちらは過去マルハンに在籍していた方専用のネットワークです

アルムナイネットワークのこれまでの取り組みや目指す姿を紹介

まずはマルハン人事部の小助川武範さんが、現在マルハンが取り組んでいる人事施策やアルムナイの取り組みについて紹介しました。

ダイアグラム

自動的に生成された説明

マルハンアルムナイネットワークは、「終身リレーションの実現」「ビジネス機会の拡大」「企業価値の向上」を目的として、2022年に設立。現在は約300人のアルムナイが登録しています。これまでアルムナイ同士の交流を深めることを目的としたイベントを開催したり、現役社員のキャリア形成に関するイベントにアルムナイが登壇したりと活発に交流してきました。

そのほか、アルムナイの経営・勤務先を副業として指定し、現役社員が勤務する取組を行っています。直近ではカムバック採用の実績や、アルムナイの勤務先で働くアルバイトの学生がマルハンの新卒採用に応募するといった事例も。組織の垣根を超えたつながりはさらに広がっています。

小助川さんは、今後アルムナイネットワークを「共感するメンバーが集まる組織」にしていきたいといいます。

「従業員と社外の情報と触れる機会を持ちながら、双方でアップデートしていく。そして卒業生とアルムナイのみなさまと縁をつなぎ、旧キャリアの枠を越えた『WE』を形成して相乗効果を生み出すことで、アルムナイの価値を高めていきたいと考えています。この考え方に共感してくれるメンバーが集まる、マルハンアルムナイにしていきたいと思います。」

アルムナイが近況報告

続いて、4人のアルムナイがプレゼンテーションを実施。多方面で活躍するアルムナイの近況を聞き、質問や意見交換が活発に行われました。

平岩大輔さん

2000年にマルハンに入社し、ストアマネージャー、人財部を経て、2022年に転職した平岩さん。現在は人事制度設計コンサルタントとして活躍しています。平岩さんは現在の自身の仕事について紹介。社員も会社も成長していくための人事評価制度の在り方について説明しました。

一緒に働いていたというマルハン社員から「退職後も走り続ける平岩さんのすごさを感じた」「今のマルハンもぜひ平岩さんに診断してもらいたいと思いました」といったコメントが寄せられました。別のアルムナイからは「ほとんどのパチンコ店が同じような問題を抱えていると思います。それを傍観するのではなく、具体的な改善策を考える機会になった」という声が。多くのアルムナイにとって気づきの多いプレゼンテーションだったようです。

黒壁勇人さん

2人目は2017年にマルハンを退職し、現在は農業の分野で活躍する黒壁さんが登壇。黒壁さんは農業の資材メーカーに所属しながら、農業参入企業のコンサルティングなどを行います。YouTubeやラジオでの発信も行うほか、自身も借り受けた農地で畑を耕しています。

黒壁さんは、もともとはマルハンで農業をやりたかったのだそう。質疑応答では「在籍時から抱いていた農業への思いが源泉となって、今も走り続けているんだなと思いました」という感想が寄せられたほか、「情報発信に力を入れる理由をもっと知りたい」という声も上がりました。無化学農薬・無化学肥料栽培と魚類の陸上養殖を組み合わせた循環型農業「アクアポニックス」の導入を進めているマルハンも、黒壁さんの取組を注目しているようです。

真木つかささん

真木さんはマルハンで約5年間勤務し、現在はアミューズメント事業を行う企業で、新卒採用や店舗の管理に携わっています。真木さんはマルハンを退職後、アミューズメント業界を一度離れていましたが、仲のよかった先輩が今の会社にいたことがきっかけで、同じ業界に戻ることを決めました。

「先輩から相談を受けて、私も入社すれば手伝えるなと思って。先輩と『マルハンイズムぶちかます?』と話して入社を決めました。」現在は、自身の取り組みを「業界を変える1歩にしたい」という思いで日々努力しています。

作宮衛さん

最後に登壇したのは、2008年にマルハンに入社した作宮さん。営業部、採用育成担当を経験した後、社内公募を利用して、株式会社マルハンダイニングの串カツ田中2号店店長に就任。その後もさまざまな店舗の売上アップに貢献してきました。

作宮さんは「1番大事にしているのは創業の精神」と言い、スタッフに対してもお客様に対しても徹底して伝えてきました。さらに「マルハン版7つの習慣」のプログラムを受けるなかで、次の目標も見つけられたのだそう。最後は「​先ほどの真木さんに負けないぐらい、私も突っ込んでいきたいと思います」という一言で締めくくりました。

アルムナイの声、事務局の声

それぞれ熱い思いを持って、自身の活動に取り組んでいるマルハンアルムナイのみなさん。プレゼン後の質疑応答や意見交換も活発で、あっという間に終了予定時刻を迎えました。

アルムナイからのコメントからも、気づきの多いイベントだったことが伝わってきます。

・勉強になることがたくさんありました。今後の仕事にも活かしていきたいと思います

・同じパチンコ業界にいますが、マルハンのように事業の多角化を目指して今チャレンジしているところです。こういった機会は非常にありがたいですし、心に刺さるお話でばかりでした

アルムナイからのコメント

事務局のみなさんからも今後も継続していきたいというコメントがありました。

・もし会いたい人がいれば、事務局から声をかけるなどの工夫もしていきたいと思います。今後もぜひご参加ください。(小助川さん)

・アルムナイは継続して続いていく施策です。アルムナイのみなさまがあってこそのコミュニティになりますので、引き続きご縁を大切に、ご協力よろしくお願いします。(高橋さん)

事務局からのコメント

ミートアップは今後も定期的に開催予定。マルハンイズムのつながりから今後どんな取り組みが生まれるのか、引き続き注目です。

※こちらは過去マルハンに在籍していた方専用のネットワークです