「再会」から「共創」へ ~三井住友海上 アルムナイ・ミートアップ2025 イベントレポート~

2025年11月14日、三井住友海上火災保険株式会社(以下、三井住友海上)のアルムナイ交流会「アルムナイ・ミートアップ・イベント 2025」が開催されました。 昨年度に続き対面での開催となった今回。当日は「情報共有」「ビジネス連携」「再会(再開)」を目的として掲げ、多くのアルムナイと現役社員が集いました。今年度より新たに導入された「アルムナイピッチ」やサポーター認定式など、三井住友海上とアルムナイの結びつきを一層強めていくことを狙い、熱気に包まれた会場の様子をレポートします。

※こちらは過去、三井住友海上火災保険 に在籍していた方専用のネットワークです

社外の視点で課題を教えてほしい

会の冒頭、人事部長の佐藤さんより乾杯の挨拶が行われました。佐藤さんからは、社内環境・働き方が年々ポジティブに変化している一方で、2027年4月に控えたあいおいニッセイ同和損害保険株式会社との合併に向けて、会社として外の視点・新たな力を必要としている現状について率直な言葉で語られました。

佐藤さん
「アルムナイの皆さんがどんなご活躍をされているか、外から見ると三井住友海上にどのような課題があるかを聞くことのできる素晴らしい機会と思っています。」と、今日への期待を込めた挨拶

アルムナイサポーター認定証授与

アルムナイサポーターとは、企業側の事務局だけでネットワークを運営するのではなく、アルムナイ自身も「運営の一員」として関わる仕組みです。企業側の視点だけではなく、元社員だからこそ分かること・視点なども交えながら、共にアルムナイネットワークを盛り上げ、イベント企画をサポートしていただきます。

三井住友海上では、これまでも同制度は設けていましたが、今年度は制度の再整備を行うとともに、新たにサポーターの募集を実施しました。その結果、2025年度は6名のアルムナイの方々にサポーターとして立候補いただきました。

三井住友海上のアルムナイネットワークでは、こうしたサポーターの方々も巻き込みながら運営を行っています。今回の交流会では、そのサポーターの皆さんに向けて、サプライズとして佐藤さんより認定証が授与されました。

初開催!多種多様な「アルムナイピッチ」

歓談中盤には、今年度の目玉企画である「アルムナイピッチ」が開催されました。事前エントリーした5名のアルムナイが登壇し、現在の事業や三井住友海上・他のアルムナイとの連携可能性について熱いプレゼンテーションを行いました。近いキャリアを歩んだアルムナイが今どのような活躍をされているのか、参加者も興味深く耳を傾けていました。

アルムナイピッチの様子

1. newmo株式会社 田村 和弘さん(2008年入社)
トップバッターの田村さんは、モビリティスタートアップでの挑戦について語りました。タクシー事業のM&A(ロールアップ)による利益拡大や、AIを活用した配車システムの開発、さらに大阪での自動運転の実証実験など、最先端の取り組みを紹介。「スタートアップ×ロールアップ」という戦略や、転勤を逆手に取ったキャリアなど、刺激的な話題を提供しました。

2. 株式会社ROOTS risk advisors 鶴田 庸介さん(2007年入社)
グループ会社であるMS&ADインターリスク総研での経験を活かし、リスクマネジメント支援や不動産デューデリジェンス事業を展開する鶴田さん。企業のチャレンジを根っこから支える事業を紹介しつつ、「建築学部の第二新卒やリスクサーベイ経験者を紹介してほしい」「RM(リスクマネジメント)コストに悩む代理店と提携したい」と、具体的なビジネスオファーを投げかけました。

3. 株式会社あしたば 安藤 宏和さん(2008年入社)
独立系FPとして「ウェルビーイング」をテーマに活動する安藤さん。単にお金を増やすだけでなく、「どう使うか」まで踏み込んだ金融教育の重要性を説きました。「企業研修で従業員向けに金融教育を実施すると大変喜ばれます」と語り、企業の福利厚生やシニア層向け研修での連携を呼びかけました。

4. ダイリー株式会社 坂野 裕一さん(2015年入社)
MBA取得後に起業した坂野さんは、「保険に笑顔を」をミッションに掲げ、保険代理店のバックオフィス業務をAIで代行する事業を展開。自身が目の当たりにした業界の疲弊を解決したいという想いから、住所変更や事故対応などの電話対応をAI化するサービスを開発しています。「業界を辞めたけれど保険業界は面白いんじゃないかと思う方に手伝ってほしい」と訴えました。

5. 株式会社MOGITATe 北河 博康さん(1992年入社)
最後に登壇したのは昨年も登壇いただいた北河さん。地方創生や防災減災を軸に、ロボット、スマート農業などの成長領域と企業・自治体をマッチングさせるビジネスを紹介しました。特に、三井住友海上の若手社員や各地の支店と連携し、岩手でのふるさと納税額アップ勉強会や大阪万博でのプロジェクトなどを成功させた事例を共有。「現役社員とも連携して共に育ち合っている」という言葉は、まさに本イベントの目的を体現していました。

「卒業生」だからこその愛あるメッセージ

イベントの最後には、ピッチにも登壇した株式会社あしたばの安藤宏和さんが閉会の挨拶に立ちました。安藤さんは事前に佐藤さんから受けたという「宿題」に答える形で、外から見た三井住友海上についてメッセージを送りました。

「三井住友海上のいいところは、辞めたからこそ思うのは、やっぱりすごいブランド力があるということです。私みたいに小規模企業で活動していると、このブランド力、信用力、安心感は素晴らしいなと改めて実感しています。あとは今日のような場を作ってくれるアットホームさですね。 一方で悪いところは……設計書を作成する代理店システムや各種営業ツールなど、外資系保険会社のほうが募集人目線で使いやすく、改善のスピードが速いので、そういう部分はもっとよくなれば嬉しいです(笑)」

「三井住友海上に今後どうなってほしいかというと、一言で言えば『退職したことを後悔させるくらいの会社』になっていただきたい。そして就活生が憧れる会社であってほしい。 私たちアルムナイと三井住友海上、そしてアルムナイ同士が、ビジネスでも一緒に繋がっていけるのが一番いいんじゃないかなと個人的には思っています」

厳しい指摘の中にも三井住友海上への深い愛着と期待が込められた安藤さんの言葉に、会場からはこの日一番の大きな拍手が送られ、最後は「一本締め」で会が締めくくられました。

“繋がり”を作り続けることで

イベントを通じて、会場では参加者がホワイトボードで互いの現在の勤務先を確認し合い、積極的に名刺交換や情報交換を行う姿が見られました。

参加後のアンケートでは、アルムナイからも今回のイベントがアルムナイ同士の関係構築に有意義だったとの嬉しい声があがっていました。

・リアルの交流会参加が2回目なので、前回も会った人と関係性を深めることができた。

・元々同期だが在籍中は接点がなかった人とも交流の機会を持つことができた。

・在籍当時の同じ部署の先輩と再会し、久しぶりのご挨拶をする機会になった。

・二次会にも参加し、多くの人と新しく交流することができた。

・交流の時間が足りなかったので、もっとイベント時間を伸ばしてくれてもよかった。

2022年の設立以来、徐々にアルムナイとの関係性を拡げ、深めてきたネットワーク。 2025年のミートアップは、単なる同窓会という枠を超え、互いのビジネスを加速させる「共創パートナー」としての関係性を意識させる一夜となりました。

※こちらは過去、三井住友海上火災保険 に在籍していた方専用のネットワークです