パーソルキャリアが企画職交流会を開催!現役社員とアルムナイが語り合った事業開発のリアルと課題

集合写真

2025年9月18日、パーソルキャリア株式会社(以下、パーソルキャリア)とアルムナイによる、企画・事業開発領域に特化した交流会が開催されました。本イベントは、現役社員とアルムナイが事業開発の課題・手法について情報交換、意見交換を行い、お互いに気づきや学びを得ることを目的としたものです。

パーソルキャリアという同じ共通項を持ち、かつその知見を活かして社外で活躍するアルムナイだからこそお互いのビジネスに繋がる、熱い議論が展開されました。

本記事では、そんな「現役社員とアルムナイが知見を持ち寄り、お互いの仕事や事業を前進させるための交流の場」をレポートしていきます。

※過去にパーソルキャリアに在籍していた方(雇用形態は不問)専用のコミュニティ/登録条件あり

共通言語があるからこその、リアルで実践的な意見交換

交流会は、パーソルキャリアにおけるアルムナイネットワークの位置づけや、現役社員からのアルムナイに対する期待を共有するところから始まりました。続く自己紹介では、参加者の現在の仕事内容や向き合っているテーマを語りました。

今回、パーソルキャリアからは、新規サービスに関わる企画職の社員が参加。新規サービス開発に向けた取り組みや課題感、現在の悩みなど、赤裸々に紹介されました。

自己紹介が終わると話は早速事業開発に関する話へ。アルムナイからは、現在の立場だからこそ投げかけられる具体的な問いが示されます。コンサルティングファームやスタートアップを経て事業戦略に関わる参加者からは、新規事業における「0→1」の難しさが改めて課題として提示されました。

大企業とスタートアップ、双方で新規事業を経験してきた参加者は、企業規模によって直面する論点の違いを率直に語ります。「大企業では、なぜ自社がその事業をやる必要があるのかが厳しく問われる」「市場規模が小さいと判断される一方で、求められる規模感はレッドオーシャンに近い」といった声は、いわゆる「大企業あるある」として共感を集めました。

交流会開催の様子

スピード感と組織構造への率直な問題提起

議論が深まる中で、パーソルキャリアという組織を外から見た際の課題にも話題が及びました。特に多く挙げられたのが、事業開発におけるスピード感に関する意見です。

「在籍時代であれば数年かかりそうだった取り組みが、転職先のスタートアップではその倍以上のスピード感で進む」「実証に時間をかけすぎているのでは」といった課題提起も。

その背景として挙げられたのが、事業部間の壁やアセット活用の難しさです。データやリソースは豊富に存在する一方で、アクセス権限や社内調整に時間を要し、スピードを阻害してしまう構造的な問題があるのでは、という指摘は多くの現役社員にとっても、実感を伴うものでした。

こうした議論の中で、現役社員から語られた「まだやれることが多くある」という言葉は印象的でした。今回のアルムナイからの意見も含めた組織の課題を理解した上で、変革に挑もうとする姿勢が、アルムナイの共感を呼んでいました。

議論の様子

なぜHR領域なのか。原体験に立ち返る議論

パーソルキャリアは、退職後もHR領域に携わるアルムナイが多くいます。事業開発を担う企画職として、「なぜHR領域に向き合うのか」というテーマについても意見が交わされました。アルムナイからは、HR領域は課題が多いからこそ、当事者としての肌触り感を持ちやすいという意見が寄せられました。

「自分が使いたくなるサービスかどうか」という視点は特に重要であり、パーソルキャリアでの原体験がアイデアの起点になるという認識は参加者の間で声が上がりました。また、人口減少という避けられない社会変化を前提にしたとき、HR領域にはまだ多くのサービス開発余地があるという意見も上がっていました。

議論の中では具体的なHRサービスのアイディアも生まれ、場の熱量は高まっていきました。

議論を交わすアルムナイと現役社員

「もっと深く話したかった」次につながる手応え

イベント終了後のアンケートでは、多くの参加者が高い満足度を示し「他社の状況や考え方を知ることができた」「自分の仕事を振り返るきっかけになった」といった声が寄せられました。

パーソルキャリアのアルムナイネットワークは、「元パーソルキャリア」という共通点にとどまらず、現役社員とアルムナイが知見を持ち寄り、お互いの事業やキャリアを前進させるための場へと進化しつつあります。

パーソルキャリアアルムナイネットワークが今後どのような価値を生み、広がっていくのか、ますます期待が高まります。

※過去にパーソルキャリアに在籍していた方(雇用形態は不問)専用のコミュニティ/登録条件あり