2020年アルムナビ人気記事ランキングTop10!ワンキャリア、経産省、b-monsterなど

新型コロナウイルスの影響を大きく受けた2020年は、企業も個人も「退職」を意識する場面が例年より多かったのではないでしょうか?

勤務先の業績悪化や早期退職募集などの影響を受けた人はもちろん、会社から自宅待機を命じられた人の中には、仕事の先行きに不安を感じた人もいたのではと思います。

また、コロナ禍でリモートワークが普及し、働き方改革が一気に進みました。出社が必須ではなくなり、働く場所が関係なくなったことから、転職や副業、移住を検討する人も増加。

そういった流れを踏まえると、2021年は雇用の流動化がより加速し、「一社に所属することが全てではない」という考え方が広まるのかもしれません。

そんな時、「退職で終わらない、企業と個人の新しい関係」として、企業とアルムナイのつながりへの注目度はますます高まるはず。

そこで、2020年にたくさんの方に読まれた人気記事を1位から順にご紹介!

世の中が大きく変化する中で企業は「退職」をどう捉えればいいのか。そして、企業とアルムナイはどのように向き合っていけばいいのか。2021年に向けて、何かしらのヒントとなれば幸いです。

アルムナイは退職者ではなく「パートナー」。ワンキャリアがインターン卒業生の同窓会を開いた理由

「退職者(アルムナイ)と辞めてからもつながりを持ち続けよう」とする企業が増えてきました。ただ、その対象は「元社員」に限定されていることがほとんど。

そんな中、新卒採用のクラウドサービス『ONE CAREER CLOUD』を運営する株式会社ワンキャリアでは「インターン卒業生の同窓会」を行ったそうです。

インターン生は新卒採用の一環として受け入れるのが一般的。なぜワンキャリアは、すでに就職しているインターン卒業生との同窓会を開いたのでしょうか? その理由を伺うと、「会社と個人の新しいつながり方」が見えてきました。

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退職者再雇用制度を「アルムナイ制度」として刷新。中外製薬が退職者との関係性づくりに取り組む狙いとは?

2020年5月から「アルムナイ制度」を導入した中外製薬。同制度は、アルムナイ(退職者)とゆるやかに関係性を持ち続けることを目的としたものです。

なぜ同社はアルムナイと積極的につながろうとしているのでしょうか?その背景や、制度導入に至るまでの経緯、そしてアルムナイへの想いについて伺いました。

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「会社が好きなのに辞める人」の退職理由、把握できてる?人事データ活用のプロに聞く「退職データ」の必要性

11月24日、オンラインセミナー『【プロが教える人事データ入門編】「若手社員の離職」を防ぐデータ活用事例とは』が開催されました。

登壇者は、BtoAの中村亮一さん。人事データ活用のプロが教える、退職にまつわるデータの必要性とは? セミナーの一部をご紹介します。

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「OB/OGは民間と官庁の“翻訳者”」アルムナイネットワークが経済産業省にもたらした効果

経済産業省(以下、経産省)は『「人生100年時代」の企業の在り方』の中で、企業が従業員に向けて取り組むべきポイントの一つに「新たな関係性の構築」を上げています。そこで言及されているのが「退職社員」の存在。

そこで、2000年に経産省を辞め、2019年に再度出戻りをした古谷さん、2011年に経産省を辞め、アルムナイネットワークを立ち上げた栫井さん、そして現役とアルムナイとの橋渡し役となってきた経産省の浅野さんにインタビュー。

元経産省の有志メンバー達がアルムナイネットワークを立ち上げた理由、それによって生じた効果など、経産省の取り組みについて伺いました。

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再雇用を開始したb-monster代表・塚田姉妹の葛藤「長く働いてほしいけど、それは私たちのエゴでもある」

暗闇ボクシング・フィットネス『b-monster』が話題となり、2016年の創業から5年目にして国内8スタジオ、海外4スタジオを展開するb-monster株式会社。

同社は昨年から、アルムナイ(退職者、卒業生)に向けて、再雇用の案内をスタートしました。希望者はアルバイトないし社員として、再びb-monsterで働くことができます。

業界の給与水準や雇用の在り方に疑問を覚え、長く働いてもらうために正社員採用にこだわっていた同社が、なぜアルバイトを含む再雇用を開始したのか。

葛藤を感じながら、それでも代表の塚田美樹さん、眞琴さんがアルムナイとつながろうと考える真意に迫ります。

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ポイントは「人選」と「継続」? 約5,000人が所属する「デロイト トーマツ アラムナイ」事務局&アルムナイ コアメンバーのアドバイス

アルムナイを会社の財産と捉え、辞めても縁を切らずにつながりを持ち続ける先進企業が増えています。

デロイト トーマツ グループでは、昔から存在していたアルムナイ同士が繋がる複数のOG/OB会を統合し、『デロイト トーマツ アラムナイ』として公式化。コアとなって活動するアルムナイメンバーと共に活動を企画・運営し、現在はなんと約5,000人のアルムナイが所属するネットワークとなったそうです。

今回は、『デロイト トーマツ アラムナイ』運営事務局と、コアメンバーとして事務局と共に企画・運営を行うアルムナイにインタビュー。

『デロイト トーマツ アラムナイ』の活動や、コアメンバーとして活動するアルムナイの3名が辞めた後も古巣とのネットワークを大切にする理由など、会社・アルムナイ双方の視点から伺いました。

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【キャリアデザインセンター・アルムナイ】ピンチを乗り越えるのは「圧倒的当事者意識」

さまざまな企業のアルムナイをその想いとともにご紹介していく連載「ALUbum」。今回はキャリアデザインセンター・アルムナイの菊池健生さんにご登場いただきました!(在籍期間:2009年4月〜2017年10月)

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【神戸大学・服部泰宏先生登壇セミナーレポート】心理的契約の観点から見る、日本の人事のトレンド3つ

9月2日、『日本企業の心理的契約〜組織と従業員の見えざる約束〜』の著者であり、採用学の第一人者である神戸大学大学院准教授の服部泰宏先生によるウェブセミナーを開催。

日本企業と社員の間の「心理的契約」について、特別解説いただきました。ここではその一部をご紹介します。

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ハフポスト編集長・竹下隆一郎さん「退職して関係性が変われば、“社員時代にできなかったこと”ができるかもしれない」

1月7日に行われたWEBメディア『ハフポスト』による就活応援番組『#ハフライブ』に、朝日新聞社からハフポストに転職した編集長の竹下隆一郎さんらが出演。会社を退職した理由を赤裸々に語り、反響を呼びました。

ご自身もアルムナイとして古巣と積極的な交流を続ける竹下さん。アルムナイと古巣の関係性は、キャリアにどのような影響を与えるのでしょうか? また、「古巣と良い関係性を継続するためのコツ」についても伺いました!

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「退職者に向けた取り組みが、実は採用に効く」篠田真貴子、服部泰宏ら登壇・アルムナイ研究所シンポジウムレポート

11月16日、『アルムナイ研究所』の発足イベントが行われました。

人と組織の新しい関係性の在り方として注目を集めている「アルムナイ」に関する最新動向を基に、働き方や雇用に関して、日本企業が目指すべき方向性を考えるシンポジウムです。当日のプログラムは以下の通り。

  • 『日本企業の心理的契約〜組織と従業員の見えざる約束〜』の著者、神戸大学・服部泰宏先生による講演
  • 電通と中外製薬の人事担当者による事例発表
  • パネルディスカッション(『ALLIANCE』監訳者・篠田真貴子さんモデレーター)

本記事では、パネルディスカッションの一部をレポートします。

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