【ハッカズーク・アルムナイ】勝倉直登さんの退職ストーリー(インターン)

 さまざまな企業のアルムナイをその想いとともにご紹介していく企画「アルムナイ・アルバム(ALUbum)」。今回は特別編として、アルムナビを運営する株式会社ハッカズークを今春卒業する、マーケティングインターン勝倉のハッカズークへの想いをご紹介させていただきます。

ハッカズーク・アルムナイ勝倉直登さん
勝倉 直登 
法政大学経営学部経営戦略学科4年、2018年9月より株式会社ハッカズーク初の学生インターンとして『アルムナビ』運営をはじめとするマーケティング業務を中心に、採用広報支援業務やシステム開発業務に携わる。卒業後は「日本の『はたらく』に関する課題解決に貢献したい!」という想いから、某総合人材サービス企業に就職予定

ハッカズークへの入社の経緯

私はハッカズーク創業者である代表取締役社長の鈴木・取締役勝又とのつながりがきっかけで、昨年2018年9月にジョインしました。

鈴木、勝又との出会いは一昨年2017年の10月下旬、当時私は大学3年生でした。

僕が所属するゼミの教授である安藤直紀先生と鈴木が知り合いだったことがきっかけで、ゼミ活動の一環として、鈴木と勝又が教室に来て、ハッカズークという会社、そしてアルムナイという事業の魅力や可能性についてのプレゼンテーションをしてくれました。

しかしその当時の僕はまったく興味すら湧かなかったのです。おそらく他のゼミ生たちも同じだったでしょう。
なぜなら、実際に正社員としての就労経験がない学生にとっては、「ん?アルムナイ?」といった具合で、想像するのが難しく、理解しづらい領域の話で、「正直よくわからない話だった」からです(笑)。

その後「せっかくだし」という軽い気持ちで、鈴木にFacebookのフレンド申請送ったものの、「もうこの先会うことはないだろう」と思っていました(笑)。

のちにこれが私にとっての大きな転機になるのです。

その後、私は某総合人材サービス企業に内定をいただき、就職活動を終えたので、「グルメ媒体の営業」のインターンに取り組んだり、HR系の面白そうなイベントに参加したり、1年生時から携わってきた学生団体の活動に取り組んだりしながら、入社への準備をしつつ、ラスト1年間の学生生活を謳歌していました。

そんなある日のこと、Facebookのタイムラインに「ハッカズークがHRTech グランプリを獲得!」の記事が流れてきました。

そのリンク先のグランプリ受賞の写真を見てみると、「あ、去年ゼミで会った人だ!(名前はすぐに出てこなかったと思います)」となり、「HR Tech」という分野に関心があったこともあり、その場でMessengerを通じて鈴木に即連絡し、再会を果たすのです。

私が鈴木に送ったMessengerのテキスト
私が鈴木に送ったMessengerのテキスト

鈴木と再会を果たし、「インターンとしてジョインさせてほしい!」と懇願した結果、ハッカズーク初のインターン生としてジョインさせてもらえることになりました。

さて、そんな私が「なぜハッカズークにジョインしたのか?」についてですが、大きく分けて3つの理由があります。

1つ目は「アルムナイ」という事業、そして「アルムナイ・リレーション」というコンセプトへの共感です。

ゼミで話を聞いた際にはまったく興味が湧かなかった「アルムナイ」でしたが、改めてきちんと話を聞くとその話はとても共感できるものでした。

鈴木の話を聞く中で、ライフスタイルの変化や労働力の減少などで、さらに人材の流動化が予想される中にも関わらず、「社員が辞める」ということへの対応がアップデートされておらず、ともすれば「裏切り者」と呼んでしまう、日本の企業文化に非常に課題感を憶えました。

私は就職活動を通じて「日本の『はたらく』に関する課題解決に貢献したい!」という想いを持っていたことから、アルムナイは日本の『はたらく』に関する課題の1つ、一方で今後の働き方を変えうる大きな可能性になりうる存在であると思えたのです。

「アルムナイ=裏切り者ではなく、アルムナイは『ポジティブな存在』である」という文化を創造し、アルムナイ・リレーションというアルムナイと企業の新しいWin-Winな関係性を生みだすことで、その先により良い社会を創造するという、ハッカズークの描く世界観やコンセプトに共感したことに加え、この壮大なチャレンジに関わってみたいというワクワク感も大きな要因でした。

2つ目は「スタートアップという環境への興味」です。数千人規模のいわゆる大企業へ就職予定の私ですが、「スタートアップ」という環境に興味がありました。これは単純な興味です。

「大企業ではたらく前に、スタートアップで働くという経験をしてみたい」「大企業とは実際にどんな違いがあるんだろう?」「3度の飯より仕事好きというけど本当なのかな(笑)?」そんなことを思っていました。

ちなみに私が鈴木と再会を果たしたその当時のハッカズーク日本法人の社員数は2人(鈴木と勝又のみ)。今思えば、「超」がつくほどの「スタートアップ」でした(笑)。

3つ目の理由は、「鈴木」という存在です。

HR領域の知見や経験が豊富な鈴木のそばで、それらを吸収したいと思ったのも理由の1つではありますが、それよりも「アルムナイで社会を変える!」という旗を掲げ、アルムナイ領域のパイオニアとして道なき道を突き進む鈴木から学ぶことは多いのではないかと直観的に思ったのです。

ハッカズーク・アルムナイ勝倉直登さん

ハッカズーク時代(2018年~2019年)に携わった仕事

マーケティングインターンとして、主にこの『アルムナビ』のコンテンツの企画や管理・記事執筆を中心に、他には採用広報支援やシステム開発に関するフィリピンとのコミュニケーション業務などに取り組んでいました。

『アルムナビ』に関してはたくさんの人の支えもあり、入社時のview数に比べおよそ3倍のview数を達成することができ、また採用支援広報業務についても、この1カ月だけでも既に10名を超える候補者の方にご応募いただくなど、微力ながらも貢献できたのではないかと思います。

これらの仕事を通じて得たスキルももちろんのこと、何よりも「相手の立場に立って仕事をする」、記事執筆で言うと「話し手の立場、読み手の立場に立って執筆する」といったマインドセットは、今後私が働いていくうえでも大切にしていきたいと思っています。

ハッカズーク・アルムナイ勝倉直登さん

古巣ハッカズークへのメッセージ

たったの半年間という短い間でしたが、本当にお世話になりました。

何ら取り柄もない私を拾ってくれて、育てていただいた鈴木や勝又をはじめとするハッカズークメンバーには頭が上がりません。

振りかえると、私がジョインして以来、この半年で国内外のメンバーも約3倍以上増え、様々なメディアに掲載され、二度の資金調達を実現し、着々とクライアント様とのお取引を増やしていくなどといった、ハッカズークの急成長を肌で感じることができました。

アルムナイ領域のパイオニアとして、道なき航路を猛スピードで突き進むハッカズークを傍で見てきた私ですが、その急成長はどこか離れた場所で起こっているような、そんな感覚を憶えていました。

この急成長を嬉しく思う反面、心からガッツポーズができない自分がいました。

つまり、ハッカズークという船にただ一緒に乗っていただけで、自分自身で舵を切るような感覚がなかったのです。

そんな私ですが、いつか舵を握れるような人材、つまり事業や会社をドライブできるような人材になることで、ハッカズークに恩返しをしたいと思います。

そして、インターン生ながらフィリピン出張に同行させてもらったり、仕事の相談のみならず人生相談に乗ってもらったり、仕事にやり方や姿勢について徹底的に指導してくれたりと、今後の糧になるであろうプライスレスな時間を過ごすことができました。

本当にありがとうございました^^

これからもハッカズークアルムナイとして、全力応援させていただきます!

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編集後記

今回は「特別編」ということで、「編集後記」も「いかにもな編集後記」というより古巣からアルムナイへのレスポンスというかたちで代えさせていただきます!アルムナイと古巣がもっと気軽にコミュニケーションする社会になりますように……という願いをこめて。

勝倉くん、まずは、ハッカズーク初のインターン生として卒業おめでとう!

「最初は全く興味がわかなかった」「もう会うことすらないと思った」という本音も、HR tech グランプリをきっかけに連絡をしてくるミーハーなところも、隠さずありのまま記載していていいですね(笑)

資金調達や、国内外でジョインするメンバーが増えていくエキサイティングな時期を経験することができたのも、勝倉くんが自ら行動を起こしチャンスを掴んだからこそだと思います。今後の活躍を楽しみにしています!そして、ハッカズークアルムナイとしてこれからもよろしくね!(アルムナビ編集部・築山 芙弓)