【アルパイン・アルムナイ】製品を愛用するいちユーザとして、ワクワクする商品を楽しみにしています

さまざまな企業のアルムナイをその想いとともにご紹介していく連載「ALUbum」。今回はアルパイン・アルムナイの薮田洋平さんにご登場いただきました!(在籍期間:2005〜2008年)

日光水産株式会社 専務取締役
薮田洋平さん


遠洋かつお一本釣り漁船、5隻の日光丸を運行する日光水産と関連グループ会社の経営に従事。刺身用の高鮮度冷凍かつおの漁獲から、加工、販売、飲食の事業に携わる。「日光丸」及び「一本釣り冷凍かつお」の美味しさを生活者に再認識していただけるよう、事業を展開している。

アルパインに勤めていた当時の仕事内容

カーナビの案内音声の再生技術の開発を担当していました。

走行中の車内は、常にノイズが変動します。そんな環境下でもより聞き取りやすい音声を実現するため、聴覚の特徴の調査、音声の波形の分析、再生する音声データの解析と加工など、関連する基礎文献や自社技術をベースに実験と改良を繰り返し、新しい技術の開発を目指していました。

退職の経緯

家業の日光水産に合流するため、退職しました。2007年に実家へ帰省する道中、日光丸が入港中ということで見学に行ったところ、漁師の皆さんに迎えていただき、船で昼食を一緒にいただきました。その時に食べたトロカツオが、これまで食べたことがないほどに美味しかったのです。

当時すでに遠洋カツオ一本釣り漁船は全国でも減少の一途をたどっていましたが、こんなにも美味しくカツオを釣ってくることができるのであれば、その美味しさをもっと広く届けたいと考え、アルパインを退職する決意をしました。

現在の仕事内容

経営全般を担っていますが、特に飲食展開を含む直販と、販売におけるパートナー様との関係づくりに注力していきたいと考えています。

販売は主に量販店様や宅配事業者様で、単に自社の商品を購入・販売していただくにとどまらず、「日光丸」や「遠洋一本釣りカツオ」のストーリーに共感いただき、パートナーとして取り組みを深化させていければと思っています。

相互のフィードバックによって漁師や加工スタッフのモチベーションを向上させ、ひいては漁師のご家族にとっても誇りを持つことのできる商品を提供していきたいですね。

前職と現職との職種が全く異なるため、アルパインでの経験を直接「現職に生かす」のはなかなか難しいですが、ありきたりですが仕事の進め方や物事の考え方は、アルパインに新卒で入社し、上司・先輩からご指導いただいたことが大きな糧になっていると感じています。

一例として、私の上司は、市場(社外)と社内とを常に意識するようにご指導くださいました。学会に所属し最新の論文で情報を収集するなど、自社と他社、自分と市場との差を、事実を基に評価する姿勢に、新人時代から触れることができました。その経験は今も生きていると思います。

退職後のアルパインとのつながりや交流

同期やアルムナイとは不定期で会ったり、お互いの仕事の状況などをキャッチアップしています。先輩方ともSNSなどで連絡を取らせていただいたり、お互いの行き来のタイミングで声をかけていただいたりしています。中には退職してから、より多く情報交換をさせていただくようになった方もいますね。

アルパインのアルムナイ・ネットワークについて

ネットワークはありません。ほしいと思いますし、ぜひ参加したいと思います。同期やアルムナイの皆さんの現在のご活躍には、良い刺激をいただいています。また、単純に在籍当時の思い出話はリラックスできるなと感じます。

アルパインへの感謝は、やはり外に出てからの方が強く感じることが多いです。育てていただいたのに、全くのリターン不足のまま退職してしまったという気持ちは強いので、完全な異業種ではありますが、何か役に立てることがあればなと感じています。

アルパインへのメッセージ

コロナショックへの対応は、業種・規模を問わず大きな変化を伴いますが、経済的な情勢変化のみならず、震災、台風を乗り越えてきた貴社の益々のご発展を確信しております。 

アルパイン製品は今も愛用しています。引き続き、ワクワクする商品を送り出していただけることを、いちユーザとして、楽しみにしております。

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