Modis VSNが社員に向けてアルムナイ登壇イベントを実施!ビジネス連携促進のために退職者との交流の機会を創出

8月19日、アルムナイが登壇する社員向けイベントを株式会社VSN(以下、Modis VSN)が行いました。

Modis VSNのアルムナイネットワークを運営するのは、同社のイノベーション&キャリア開発本部のメンバー。以前から社員に向けて定期的にイベントを行っており、その一つとしてアルムナイ登壇イベントが実現しました。

Modis VSNのアルムナイネットワーク「モトV」の目的は、アルムナイと社員のビジネス連携を生み出すこと。そのために両者の交流を深めるべく、今回のイベントを行うことになったのだとか。

Modis VSNが目指すアルムナイの取り組み。Modis VSNがアルムナイネットワークを開始した背景はこちら

イベントにはModis VSN社員40名が参加。登壇したのは、2006年にVSNに入社し、インフラ分野の研修講師として活躍したアルムナイ。現在は大手IT企業の社内の研修企画を行う部署で働いています。

講演のテーマは、アルムナイ自身のキャリアについて。自身のキャリア選択の考え方や、今に生きているVSN時代の経験などが語られました。

「VSNで得たテクニカルスキルはもちろんですが、社内の研修講師として仕事をする中で得た分析力は今の仕事でも生きています。どこで行き詰まっているのか、 どのくらい理解できているのか。相手を見ながら研修を行ってきた経験が、今の会社で研修を企画する際のベースになっています」

講演の最後には、アルムナイネットワークへの期待も寄せられました。

「アルムナイネットワークが、退職者と社員の架け橋となり、より強く交流が持てたらいいなと思います。そうやって退職者と社員の間でコラボレーションやイノベーションに昇華していって、退職者と社員はもちろん、Modis VSNのユーザーにとってもプラスとなることができたらいいですよね」

アルムナイの講演資料より

質疑応答では、「なぜ転職したのか」という社員からの質問が。「海外勤務のチャンスがより多くありそうな会社に転職した」というアルムナイに対し、「今は、グローバル展開しているModisブランドと統合したことで海外勤務のチャンスは以前よりも多くあるから、戻っておいでよ」と社員が声を掛けていました。

また、社員からの「最近では機械系エンジニアが IT系の研修を受けるケースが増えている」という発言に、アルムナイが驚く場面も。アルムナイがModis VSNの変化を感じる機会にもなったようです。

社員からは「これまでのイベントで一番楽しかった」という声が上がるほど、高い満足度となった今回のイベント。もともと社内の研修講師ということもあり、アルムナイを知っている社員も多く、カジュアルな雰囲気だったことも功を奏していそうです。

以下、社員からの感想を一部ご紹介します。アルムナイとつながりを持ちたい社員が想像以上に多くいることが見えてきました。

「今までで一番楽しい社内イベントだったし、開始前から楽しみでした。ありがとうございました」

「アルムナイの淡々としたしゃべりを久しぶりに聞けて嬉しかったです!変わらん!(笑)」

「VSNをなぜ去ったのか?ではなく、これから協働で何かできるか?を考え、社会貢献できようなビジネスモデルを創造していきたいです」

「アルムナイネットワーク、大変興味を持っております」

Modis VSNのアルムナイネットワーク「モトV」では、今後社員の登録も増やしていく予定。アルムナイと社員のビジネス連携を促進するために、事務局がハブとなって社員と連携が可能となる「情報交換ルーム」を「モトV」内に立ち上げました。

情報交換ルームの説明資料

社員がアルムナイと交流することによって退職につながることを懸念する担当者は多いですが、企業として新しい価値を生み出したり、イノベーションを起こしたりするには、外部の視点が不可欠。そして、アルムナイはその一つです。

今回のModis VSNの社員向けアルムナイ登壇イベントの事例を参考に、新たな価値創出のメリットに改めて目を向けてみてはいかがでしょうか。

>>Modis VSNアルムナイネットワーク(モトV)への登録はこちら
※こちらは過去にVSNへ在籍していた方専用のネットワークです